活版印刷三日月堂 星たちの栞

ほしおさなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591165652
ISBN 10 : 4591165655
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
315p;20

内容詳細

古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようで―。

【著者紹介】
ほしおさなえ : 1964年東京都生まれ。小説家。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆっき さん

    活字を拾って一枚一枚心を込めて言葉を印刷する活版印刷。大切な三日月堂を継いだ弓子と縁が繋がった人達の優しい物語。最初のハルさんと親元を離れる息子森太郎の『世界は森』から引き込まれました。子離れできないハルさんの思いに共感し、森太郎と夢を叶えるために巣立った息子の姿が重なり、涙がとまりませんでした。どの物語も素敵で優しい気持ちに包まれる活版印刷三日月堂。大好きなシリーズになりそうです。

  • ヨル さん

    「活版印刷三日月堂」の児童書版らしい。これ読むと、質感の良い紙に活版印刷で名刺とかショップカードとか作って欲しくなるなぁ。まあ、うちの名刺もショップカードもコピー用紙なのでそもそも扱いが違う上に紙モノを汚さずにとって置く自信がないので諦めるしかないですが。活字ってモノとしての存在感溢れる佇まいと、言葉を写し取る影としての在り様が想像力を掻き立てます。特に事件は起きないけれど、活版印刷が明に暗に物語の触媒になってごく普通の人々の日常にしみ込んでいく感じ、好きです。

  • どら母 学校図書館を考える さん

    特装版を6年生のリクエストで勤務先に入れたけど、ちょっと難しいかな。面白いから、せっせとおすすめしたいけど、緊急事態宣言で、高学年は忙しすぎて図書館になんか来れないようだ。

  • ゆかたん さん

    活版印刷、やっぱりいいなぁ。 何でも簡単にできてしまう時代だからこそ、逆にいいってものはあるなぁ。 出てくる人も良かった。

  • 紅葉 さん

    素敵でした〜〜。小京都とも呼ばれる川越に、活版印刷三日月堂が復活する。主人の弓子さんも周りの人も様々な想いを抱えて悩んでたりするけれど、活版印刷を通して、優しさが連鎖していくさまに、とても癒されます。私も活版印刷と聞いて、まず思い出すのが宮沢賢治の[銀河鉄道の夜]…特にアニメのジョパンニが文字を拾うシーンが印象的で。宮沢賢治は透明感のある文章が素晴らしいですしね。同じ感覚で宮沢賢治が取り上げられていてたまらなかったです。初っ端からハルさんの息子の旅立ちでは胸がいっぱいになってしまいました。続編も読みます♪

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人物・団体紹介

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ほしおさなえ

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門優秀作に。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』で第12回鮎川哲也賞最終候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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