勿忘怪談 野辺おくり 竹書房怪談文庫

ひびきはじめ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801928855
ISBN 10 : 4801928854
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
223p;15

内容詳細

田んぼに裏山、井戸にお宮、三軒長屋に駄菓子屋さん。野良犬が自由に闊歩し、サイドカー付きのバイクが土埃をあげて走っていた昭和。その時代に子供時代を過ごした体験者たちの記憶から零れた懐かしくもぞっとするレトロ怪談を中心に、現在の一風変わった怪現象、不穏な恐怖譚を集めた実話怪談集。祖母の田舎で一緒に遊んだ全身緑の異形…「スーパージェットマン」、井戸に落ちた獣を弔って以来、家の土間に何かが来る…「井戸」、小学生女子4人で行った降霊遊び。順番にし、の先にある文字は…「キューピッドさん」、山中の廃墟の裏に転がる桃と泣き声…「廃スナック」他46話を収録。

目次 : どっからきたん/ くしゃみ/ 畑の道/ 井戸/ 石段/ 残り香/ 猫の森/ ドアの前で待つもの/ カラス/ ジンクス〔ほか〕

【著者紹介】
ひびきはじめ : 1963年滋賀県彦根市生まれ。「てのひら怪談」シリーズ「幽」怪談実話コンテスト優秀賞を経て、Amazon・kindleから『怪談琵琶湖一周』を自主リリース。2020年愛猫の名を取ったミケとーちゃん名義で竹書房主催「怪談マンスリーコンテスト」に応募し、最恐賞を二度佳作を三度受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    実話怪談作家の新鋭、ひびきはじめさんの初単著の一冊は昔懐かしい田舎の風景が良く似合う一冊ですね。正直言って怖さはあまり感じませんが、こういう素朴な味の本も一服の清涼剤でたまにはいいなと思いますね。『どっからきたん』昭和の時代に近畿地方の田舎町で起きた話で、夏の良く晴れた午後に農業を営むAさんが息子と散歩していると幼稚園児の息子と同じくらいの年齢の男の子が田んぼ道に一人でぽつんと立っていた。この辺では見かけない顔で、息子が先に話しかけた。「どっからきたん?」「家。お兄ちゃんの自転車の後ろに乗せてもろて来た」

  • HANA さん

    実話怪談集。昭和を感じさせるレトロ怪談という惹句が目を引く本書だが、その名の通り怖いというより不思議な良い話を聞いているような感じを読んでいる間中受ける。ただ自分はノスタルジアを感じさせる話に弱いので読んでいて満足できるのだが、収録されている話自体も古いような気もする。例えば亡くなった息子がお盆にバイクのエンジン音で合図する、とか幼い日遊んだ子供の後ろに憑いていたものとか、いい話だけど話の内容自体が昭和というか。他の本に収録されていたら噴飯ものだけど、本書ならそれが受容出来る。うん、やはり独特の一冊だ。

  • 雨 さん

    怖いというよりどこか懐かしい気持ちになった。

  • かおりんご さん

    怪談。初読み作家さん。最近、この手の本を読むと、あれやこれやと分析しちゃうのが玉にきず。昭和が分かる世代には、怖さの中にもなんとなくノスタルジーを感じる気がするけれど、平成世代だとどう感じるのだろう。

  • 山田 さん

    お初の人だなと、思ったら著者初の単著でした。 何となく「たそがれ時」のような懐かしいような怖さが感じられました。田んぼに落ちたとか駄菓子屋とか押し入れなどなど、最近耳にしない言葉がそこかしこに。 最近の怪談も掲載されておりますが、昭和時代の怪談の方が印象が強いです。怪談のその後が分からなかったり考える材料が少ないからか、怖さ・奇妙さが際立つのかも…

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1963年滋賀県彦根市生まれ。「てのひら怪談」シリーズ「幽」怪談実話コンテスト優秀賞を経て、Amazon・kindleから『怪談琵琶湖一周』を自主リリース。2020年愛猫の名を取ったミケとーちゃん名義で竹書房主催「怪談マンスリーコンテスト」に応募し、最恐賞を二度佳作を三度受賞する(本データはこの書籍

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