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ア-サ-王宮廷物語 3

ひかわ玲子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480804037
ISBN 10 : 448080403X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan

Content Description

不思議な力を持つ双子の兄妹、フリンとメイウェルが見た、宮廷の光と影。日本を代表するファンタジー作家が、満を持して発表する書き下ろし長編3部作。第3巻は、完結篇。アーサー王物語の傑作。

【著者紹介】
ひかわ玲子・著 : 1958年生まれ。小学生の頃からSFやファンタジーを書きはじめる。SF小説の翻訳からはじめて、88年『ドラゴンマガジン』(富士見書房)に「バセット英雄伝エルヴァーズ」を連載、デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 咲穗

    ギネヴィアとランスロットの恋がついに争いを引き起こした。 憎しみは憎しみを、哀しみは哀しみを呼び起こす… 救われないラストですね… 沢山の血が流れ、命が奪われ、あれほどに栄華を誇った宮廷がたった一代で失われゆく… なのにどこか綺麗なんですよね〜 この物語は女性の戦いの物語だと感じました。 メイウェルの、モーゲンの、ギネヴィアの、モルゴースの、エレインの… 原作?のアーサー王物語を読んだことがないので読んでみたいなと思いました。 しっかりめのでおすすめがあれば教えてください!

  • ベルガモット

    これがアーサー王の悲劇か。アーサー王に関しての取っ掛かりとして、とても読みやすかった。賢く、前向きかつ常に立場を忘れないメイの視点が良かったように思います。第一巻でのキャメロンの栄華を思うと、なんとも儚いけど、それでも、明るい未来を予感させる終わり方が良かった。

  • つぶあん派

    悲しみがじわじわ私の胸をしめつける。全てが終わり、静かに始まった新しい時代。失われた命と、新たに宿る命。心は変えようと思って変えられるものではないし、時代もまた移り変わることを止められない。アヴァロンが俗世から離れることを決めたのは、人の世は人の手によって作るべきだと痛感したからだと思う。良い方向に導くことが、必ずしも良いことに繋がるわけではない。どの人物の想いも、痛いほどに分かるからなおさら辛かった。だけどこの物語を読めて、凄く幸せだ。素晴らしい最終巻、素晴らしい三部作だった。

  • めぐみこ

    この表紙だけで「うわぁあ」となる。モードレットとガウェイン、モードレットとアーサー王、王とランスロット…ほんのちょっとのすれ違いが招いた大きな悲劇が痛々しくてたまらなかった。ただギネヴィアだけは「もっと早く気づいとけよ」と思わずにいられなかったが…でもこれもモーゲン王妃の言う「心が自分の思い通りにならない苦しみ、悲しみ」なのかもしれない。いつか大魔法使いになったフリンが甥っ子(姪っ子?)と冒険する日がきたら面白いなあ。

  • にま

    一味違ったアーサー王物語。これはこれで、面白かったです。どこかで、ボタンを掛け違ってさえいなければ・・・ここまでの展開にはならなかったでしょうに。それでも、ラストの印象がかなり明るい感じで終ったので、良かったです。

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