村上春樹にとって比喩とは何か

はんざわかんいち

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784823412646
ISBN 10 : 4823412648
フォーマット
出版社
発行年月
2025年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

文学作品一般において必須な方法とは言えない比喩であるが、村上春樹の文章においては欠かすことのできない、きわめて重要なレトリックである。その中核にあるのが、分かるようで分からない「比喩もどき」である。その「比喩もどき」が彼の初期作品から最近作に到るまで、どのように、なぜ現れているかについて、村上春樹の言語・文体・翻訳・ジャンルなどに対する考え方を参照しつつ、総体的に捉えようとしたのが小著である。

【著者紹介】
はんざわかんいち : 半沢幹一。1954年、岩手県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。共立女子大学名誉教授。表現学会顧問。専門は日本語表現学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Go Extreme さん

    比喩もどき概念:通常比喩と異なり意味宙吊り 解釈猶予 たくらみ 村上比喩特徴:死んだ比喩蘇生 多様分野引用 価値落差 世界の終り HBW:二物語の比喩差-感覚意識vs修飾多 ノルウェイの森:リアリズム志向 比喩凡庸反復的 テーマ内面化疑問 文体と比喩:ナチュラルヴォイス重視 翻訳文体 ぼく語り影響 タイトルとテクスト:短編タイトル先行 比喩関係 刺激反応 騎士団長殺し:タイトルめぐる冒険 翻訳比喩:恋するザムザ独自比喩 共通傾向 ペルソナ意識 結論:比喩もどき等多様試み 解釈余地 感覚重視 作品ごと変化

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