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後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む コバルト文庫

はるおかりの

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086080538
ISBN 10 : 4086080532
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
由利子 ,  
追加情報
:
304p;15

内容詳細

母が皇族殺しの大罪を犯し、自身も母に斬りつけられ、心身に深い傷を負った皇子・高秀麒。そんな彼に皇太子妃候補・念玉兎が花嫁に志願してきた。実は密かに携わっていた刊行の仕事を続けたいためで!?

【著者紹介】
はるおかりの : 熊本県出身。『三千寵愛在一身』で、2010年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あっか さん

    後宮シリーズ第7弾。今までの中でもかなり好きかも!!からかい甲斐のある捻くれヒーロー秀麒、明るくて真っ直ぐに想いをぶつけるヒロイン、2人をいじりまくる側近たちwコミカルで声に出して笑ってしまうところもあり、最後以外は比較的和やかで、愛を育んでいく様がいい。恋以外は容赦ない後宮事情が垣間見えるけど…やっぱり皇帝以外のカップルが1番幸せになっていそうw黒幕判明の時は「え!!」と言ってしまいました。前巻レビューで気になっていた四欲の外伝、読んでおいて良かった…じゃなきゃ意味が分からない描写があったので。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「後宮シリーズ」第七巻。「後宮刷華伝」前作から十三年後のお話。母親(栄玉環)から刺されて、それに寄って起こった出来事により、深く傷付いている崇成帝の第六皇子(高秀麒)が主人公です。彼の体と心の痛みをどうやって嫁いだ “念玉兎” が癒すのかが読みどころです。念氏と言えば、伯母の “念碧麗” のその後の様子が少しだけ語られています。李緋燕と仲良しだった崇成帝のお妃です。甘甘の話一辺倒ではないんですね。染々しました。今巻のテーマは印刷と出版です。テーマと内容がとても合っていて、凄く面白く読みました。

  • よっち さん

    母が皇族殺しという大罪を犯し、自身も母に斬りつけられ心身に深い傷を負った高秀麒。ごくつぶしの六皇子として日陰を生きてきた彼のもとに皇太子の花嫁候補・念玉兎が嫁ぐことになる第七弾。本の刊行を続けたいがために秀麒に一目惚れしたと偽って皇太子妃候補を逃れ、彼のもとに元に嫁いできた玉兎。裏があるのではと疑い玉兎の本音を知ってしまう秀麒。最初が最初だけに変わってゆく想いになかなか素直に向き合えない展開でしたけど、二人の関係がようやく好転するようになってホッとした分、悲劇がもたらした顛末には切ない気持ちになりました。

  • ぐっち さん

    2人で和気あいあいと本を作り上げる2人に、今回はハッピーなまま行くのかな、と思ったらやっぱそんなことはなかった。真相が結構つらかったけど、2人は幸せそうなのよかった。

  • いぼいのしし さん

    シリーズ7。おもしろかった。どちらかというとヒロインが卑屈気味なヒーローを引張っている感じ。相変わらず、すんなりハッピーエンドとはいかない。闇が深いなぁ。

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はるおかりの

熊本県出身。「三千寵愛在一身」で2010年度ロマン大賞を受賞し、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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