山に抱かれた家 迷い道 小学館文庫

はらだみずき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094074659
ISBN 10 : 4094074651
フォーマット
出版社
発行年月
2025年06月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

いきなり自給自足できるのか?

文哉は猟師の市蔵を訪ねた旅の途中で、山間にある畑付きの空き家を見つけた。縁もゆかりもない土地で、限界集落でもあったが、文哉は運命を感じ購入を決める。古い家屋や休耕地だった畑に手を入れていくことに充実を感じる日々。ようやく畑の梅が収穫できそうなところで、凪子を迎え入れ、共同生活がはじまった。おたがい遠慮しながらの生活にも、徐々に慣れてきたと感じる文哉だったが、一方の凪子は、口数が減り、どんどん元気がなくなっていくのだった‥‥。文哉にとって、またふたりにとって、自立とはなんなのだろうか。
ロングセラー田舎暮らし小説シリーズ最新作!

【編集担当からのおすすめ情報】
32万部を超える『海が見える家』シリーズ、6作目。テーマは田舎での自給自足。

【著者紹介】
はらだみずき : 千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シナモン さん

    山の暮らしのリアル。トイレ、網戸、暖房、お風呂、イノシシ…問題にぶち当たるたび、苦労しながらも自分のやり方で乗り越え、たくましくなっていく文哉(危なっかしくてハラハラ)一から生計を立てていくのは並大抵のことじゃなさそう。出て行ってしまった凪子との関係はどうなるのか。続きが気になる!

  • おしゃべりメガネ さん

    「文哉」に「凪子」が合流しての新シリーズ第2弾。なんだかんだと地元民と距離を縮めつつある「文哉」に対し、やはりイマイチペースがつかみきれない「凪子」の対象的なライフスタイルがどんどん二人の間に溝を深めていきます。「文哉」ももう少し「凪子」に寄り添えたらと思う反面、「凪子」も「凪子」でもう少しマイペース、マイルールを見直してもらえたらと思ってしまいます。「文哉」をサポートする地元民も着々と増え、すっかりローカルな暮らしにハマっていきます。これから先、「文哉」はどうしていくのか、「凪子」はこの先どうなるのか。

  • ナミのママ@低飛行中⤵️🏥 さん

    新シリーズ〈山に抱かれた家〉2作目。丁寧な自然描写と人生哲学とも受け取れる生き方を感じるシリーズ。千葉の〈海が見える家〉を離れて山間の空き家で暮らし始めた文哉。隣には凪子がいるが夫婦ではなく同居人だ。網戸がない、風呂がない、夜間にはイノシシがやってくる、やるべきことはたくさんある。考え、迷い、ときには涙を流しながら自分の人生を生きようとする中で、大切な人への思いやりが少し減ってしまったのかもしれない。2人の間に厳しい現実が襲いかかる。身が引き締まるような田舎暮らしを今回も体験した思いでいっぱいだ。

  • ゆみねこ さん

    山に抱かれた家、シリーズ第2弾。梅の実の収穫の頃、南房総から凪子がやって来る。2人の関係は同居人。古い家の手入れや梅の収穫、やるべきこと駒多すぎて文哉は凪子への思いやりが足りなくなり、心がすれ違って行く。凪子は房総に戻ることになり、文哉はまた一人に。住民票を移し、狩猟免許も取り、本格的な自給自足生活が始まる。もがきながら山での暮らしを続ける文哉、次巻ではどうなるのか?早く続きが読みたい。

  • 小説を最初に書いた人にありがとう さん

    このシリーズを読み続け楽しんでいる。主人公の文哉は千葉の海に近い家から移住生活を始め、色々な経験や出会いから山へ向かうことになり、群馬の山の家を手に入れたところから始まる。千葉で出会った凪子と共に山間の限界集落でもあったが、山の集落の人付き合いの難しさや自然の厳しさなど苦難が続く。海シリーズよりも読んでいて辛いことも多いが移住の大変さを伝えてくれる一冊。次作では凪子と幸せになってもらいたい。。

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はらだみずき

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。2006(平成18)年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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