放浪の聖画家ピロスマニ 集英社新書ヴィジュアル版

はらだたけひで

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207675
ISBN 10 : 4087207676
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

「私の絵をグルジアに飾る必要はない。なぜならピロスマニがいるからだ」と、かのパブロ・ピカソに言わしめた孤高の画家ニコ・ピロスマニ。一八六二年に東グルジアの貧しい農家に生まれ、日々の糧とひきかえに酒場に飾る絵や看板を描き、一九一八年、孤独の内に亡くなったと伝えられる。作風はイコン(聖画像)の系譜をひき、今も多くの人を魅了し続けている。本書はオールカラーでその代表作を完全収録。漂泊する天才の魅力を余すところなく伝える。

目次 : 第1章 生い立ち/ 第2章 看板/ 第3章 人物/ 第4章 歴史/ 第5章 動物/ 第6章 信仰/ 第7章 宴会/ 第8章 風景/ 第9章 大作

【著者紹介】
はらだたけひで作 : 1954年、東京都生まれ。絵本作家。1992年『フランチェスコ』でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞受賞。1975年より岩波ホールに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kei Kikuchi さん

    芸術家の真意は消えることなく永遠なのでしょうか。曲げられた意はいつか正されるのでしょうか。ピロスマニは無垢な心を持つがゆえに傷つきやすく、生きている時には揶揄に負け、死後は発言を曲げられて伝えられてソ連との関係悪化におけるグルジアのプロパガンダにつかわれます。絵そのものも散逸したものが多く、ノートやスケッチはすべて捨てられてしまっています。それでも残された絵の透明で純粋な美はいつか真と善を照らすのでしょう。美は隠れることはあっても、その姿が見えなくとも消えることはないのです。いつか人の世に、人の心に。

  • キムチ27 さん

    BC3000年から歴史が刻まれ、常に侵略の憂き目にあったグルジア。そこに生まれ育ち、愛しぬいた彼。ビカソが深い憧憬の念を抱いていた。虚栄を嫌い、自然の懐を、母性を愛していた。100万本のバラの歌のエピソードの主。筆者は絵本画家、語り口が温かい。挿入の絵も豊富、ピロスマニの写真もあり、イメージが膨らんだ♪

  • tsubomi さん

    2016.03.25-03.30:「百万本のバラ」のモデルと言われるジョージア(グルジア)の画家。シンプルでプリミティブな画風。黒や茶の地色を活かした幻想的な画が多く、描きたいものを力強く真ん中に置いたり、西洋絵画の常識から外れた個性的な画面構成をしたり、ちょっと日本画にも通じる部分があるなあと感じました。貧しくも楽しく生きていた土着の画家が政治利用されたり他者の思惑に翻弄された事実に悲しくなりつつも、深い無垢の闇の世界の内奥から照らす光のようなピロスマニの画業にうっとり。

  • kri さん

    昔、映画『ピロスマニ』を観て以来、この画家には惹かれている。本文中にも何度も出てきたけど「夜」「静寂」の言葉が真っ先に浮かぶ。一番好きなのは夜の動物たちの厳かさ、無垢なる瞳。ひとりで生まれてきたし、ひとりで死んでいく、と語っていたピロスマニの孤独な魂が生み出した「収穫祭」「結婚式」「宴会」等のシーンは、グルジア民衆のあるべき幸福を描きつつも、切なさが漂う。でもユーモラスなところもある。なくしてしまったものへの永遠の郷愁は現代人にこそ、辛さや痛みを伴って胸に迫るのではないだろうか。

  • ネムル さん

    ピロスマニの黒の使い方が独特と思っていたら、そもそも下地が黒のキャンバスに描いていたのね。真っ暗な闇の中に浮かび上がるように描かれた静物画など、それだけでもう幻想画のような趣きがあって怖い。あとは宴会と動物の絵が殊に印象深い。動物は背だけでなく腹にも光が当たっているという、動物自身が発光源となっているようなところが特に好き。

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