卒業 開かずの教室を開けるとき 名探偵夢水清志郎事件ノート 講談社青い鳥文庫

はやみねかおる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062850780
ISBN 10 : 4062850788
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,517p

内容詳細

亜衣・真衣・美衣の岩崎三姉妹とレーチたちにも、ついに卒業の時が迫っていた。そんな時、レーチが「開かずの教室」を開けてしまい、封印がとかれ、「夢喰い」が現れた…。「名探偵夢水清志郎事件ノート」最終巻。

【著者紹介】
はやみねかおる : 1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選

村田四郎 : 山口県に生まれる。ドイツやフランスでアニメーションの作画監督を務め、帰国後も日独合作TVアニメーションのオリジナルキャラクター作りなど、アニメーターとして活躍。その後、本のさし絵なども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    ついに最終巻。作者が15年かかって書いたシリーズを、たった2週間で読んでしまいました。はやみね先生に申し訳ない。でもおもしろかった。最後の事件とあって、分厚い本でしたが、すごく速く読んでしまいました。後半、約1時間で消化してしまい、何だかもったいない。密室トリックは、なるほどな感じですが、何よりこの本の意義はタイトルそのものでしょうね。教授いわく「青春だねえ」。まさにその通り。

  • まりお さん

    偶々図書館で見つけて、これだけは読んでいなかったと思い、読了。岩崎三姉妹やレーチ達、虹北学園3年生が遂に卒業。長かったこのシリーズも一区切り。に、合わせて、今まで出てきた懐かしのキャラも再登場。だいぶ読んでなかったので、懐かしさを感じました。

  • ユメ さん

    小学生の頃愛読していたこのシリーズ。でも、あれだけ好きだったのに、私が次第に児童文学を読まなくなってしまい、結末を見届けていなかった。大人になって再びはやみねワールドの虜となり、とうとう迎える卒業。教授が卒業式の祝辞代わりに披露した謎解きは、子どもたちへの温かな眼差しを感じさせる素晴らしいメッセージだったけれど、そのあとのレーチの告白に持っていかれた。レーチは、長髪の野蛮人だけれど、亜衣を幸せにできる恰好いい男の子だ。時を経て手にした「シリーズ読破認定証」を前に、このシリーズと出会えた喜びを噛みしめた。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    皆がそれぞれの道を進む別れと始まり。懐かしの人々も勢揃い。自分の道を進むことを決めて最後までかっこいいレーチこと麗一とニヒルな黒電話君の最後のやり取りが一番、ぐっと来ました。教授の「夢喰い」の指摘には苦くなってもやっぱり、希望を教授はくれました。夢は諦めるのではなく、可能性を秘めているから大丈夫。彼女達と初めて出逢った時、小5だった私は20歳になっちゃって彼女達の齢を越えちゃったけどやっぱり、私が「ミステリーが好きっ!」と心から実感したのはこのシリーズでした。皆、はやみねかおる先生、ありがとうございました

  • みなみ さん

    名探偵夢水清志郎シリーズの一作。とうとう三姉妹とレーチが虹北学園を卒業して、何だか感慨深い。ミステリーの部分はもちろん面白いけれど、子供へのメッセージが印象的だった。「子どもが夢を持てないなんて、そんな哀しい社会じゃダメだよね。子どもが夢を持てる社会をつくる…それが大人の仕事だよ」「毎日をふつうに幸せに生きるというのは、どんな夢をかなえるより、本当に難しい究極の夢なのかもしれない」

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はやみねかおる

1964年4月16日、三重県に生まれる。牡羊座、O型。三重大学教育学部数学科を卒業後、小学校の教師となり、クラスの子どもたちに読み聞かせするための物語を書きはじめる。1989年「怪盗道化師」で、第30回講談社児童文学新人賞に入選し、作家デビュー。2023年、第61回野間児童文芸賞特別賞を受賞

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