玄関前で顔の良すぎるダウナー系美少女を拾ったら 角川スニーカー文庫

ななよ廻る

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041147719
ISBN 10 : 4041147719
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
40原 ,  
追加情報
:
296p;15

内容詳細

「好きにすれば…。男なんて、そんなものでしょ」部屋に上がり込むや否や、僕のベッドに下着姿で寝る少女。鎖錠ヒトリ。顔が良いこと以外は何も知らない、隣人だ。家にいたくない理由があるらしい、すべてを諦めたかのような、無防備で自暴自棄な少女との半同棲生活は、突然始まった。お風呂に入れば、貸したパーカーにアレを収めずに出てくるわ、急に学校に来たかと思えば弁当を渡され、謎の不登校美少女との関係をクラスで噂されるわ、と心が休まらない。でも、自分にだけ少しずつ心を開いてくれる彼女が可愛すぎて―。どこか危ういダウナー系美少女との同棲ラブコメ、開幕!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    父の仕事の都合で期間限定一人暮らしの高校生リヒトが、雨の中、捨てられたように玄関前で座り込む隣人の住人・鎖錠ヒトリと出会う青春小説。彼女を放っておけず家に招き入れたものの、無防備で自暴自棄で家にいたくない理由があるらしいヒトリ。不登校なのに学校にやってきて弁当を渡したり、一緒なら学校に行くようになったり、真意が掴めない行動が多い彼女の事情が垣間見えてくる一方で迫られる引っ越しするかどうかの決断。こじらせた不器用なヒトリ相手になかなか難しい展開でしたけど、本音をぶつかり合えたその結末はなかなか良かったです。

  • まっさん さん

    ★★★★☆ 顔の良すぎる美少女を拾った。ある日、玄関先で蹲る美少女を見つけた日向。見て見ぬふりも出来ず、一度彼女を家に招く事に。全てを諦めたかのような、無防備で自暴自棄な彼女は下着姿で「好きにすれば…」と話す。そんな不思議な彼女との半同棲生活は意図せず始まる。不器用ながら毎日お弁当を作ってくれ、部屋の掃除や日々を共に過ごす仲に。誰にも心を開かないように思えた彼女だったが、少しずつ自分にだけは素の姿を見せてくれて… カクヨム発の作品との事ですが、本当に刺さった作品でした。「ダウナー」の文言に惹かれてタ→

  • しぇん さん

    ダウナー?ダウナーではあるけどもっと何か色々闇が深すぎる少女を拾ったお話ですかね。一歩間違えれば刺すか自殺してしまいそうなヒロインでした。どうみても距離感とか感情とか壊れてるし、歪んだ関係がどんどん強くなっていってますが、ここから救いはあるのか気になります。まぁ、結構楽しめました

  • わたー さん

    ★★★☆☆Not for me.なんか私が求めていたのと違うなあ…雨の日にマンションの隣の部屋の前でうずくまる暗い目をした女の子を拾ったことで彼女と交流が生まれ、あれよあれよと半同棲生活になっていって…なラブコメ。私の想像するダウナー系とヒロインの造形がマッチしなくて違和感バリバリだったのが最後まで糸を引いてイマイチのれなかった。これが、明らかに厄い事情を背負ったヒロインに気に入られて寄生されることを前面に押したプロモーションだったらよかったのかな。また、彼女の家庭環境にノータッチだったのも気になる。

  • 真白優樹 さん

    父親の出張に家族が付いて行ってしまった事で一人暮らしになった少年が、家に帰りたくないお隣さんのダウナー系な美少女を拾い始まる物語。―――ただ傍に居る、それが何よりも溺れさせていく。 どこか厭世的なダウナー系美少女に振り回されつつも何だかんだと一緒に居る中で依存されていく物語であり、しっとりとしていて超重力を放っている愛が見所である物語である。始まったばかりの二人の関係、少しずつ開いていく扉の先にあるのは純な思い。果たして傍に居る事を選んだ少年に美少女はどこまで依存していくのか。 次巻も勿論楽しみである。

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