僕たちとアイドルの時代 星海社新書

さやわか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061385641
ISBN 10 : 406138564X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
追加情報
:
288p;18

内容詳細

「AKB商法」という言葉があります。CDを複数枚買ってもらうことを前提としたこのリリース形式は、AKB48を筆頭にグループアイドルの躍進をもたらすと同時に、激しい批判にさらされてもいます。はたして、彼女たちの人気はまがい物で、アイドルなど取るにたらない存在なのでしょうか?本書ではそのような批判を念頭に置きつつ’70年代から現在までのヒットチャートに基づき、日本のポップミュージックの歴史を振り返っていきます。そこから見えてきたのは、アイドルと「AKB商法」こそが音楽産業を救ったという意外な事実でした。そう、今や「僕たちとアイドル」こそが、新たな時代をもたらしているのです。

目次 : 序章 音楽チャートを地図にして/ 第1章 AKB商法とは何か/ 第2章 AKBまでのアイドル/ 第3章 AKB以後のアイドル/ 第4章 AKB商法とは何だったのか/ 終章 「僕たちとアイドル」の時代

【著者紹介】
さやわか : ライター、評論家。1974年北海道生まれ。大学卒業後、音楽業界・出版業界での会社勤務を経て執筆活動に入り、ライターとして『クイック・ジャパン』『ユリイカ』などを舞台に、ゼロ年代以降のカルチャーの変容を肌身で感じながら幅広い分野について評論を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mitei さん

    中々オリコンチャートを見ると世情が分かりやすいなぁと思う。B'zとかアイドル関係なく長続きしていて凄いなあと思った。

  • としP さん

    「AKB商法」のえげつないこと。CDの買わせ方がすごいだけじゃなくて、不祥事や総選挙ランキングさえもネタにして、リアルを売りにしているんだから。それだけに、AKBメンバーの非倫理的行為には、ファンからの非難がすごかったんだろうな。

  • カーミン さん

    「AKB商法」をベースに、'70年代から今日活躍するアイドルたちについて分析したものが書かれています。AKB商法とは、握手会等のイベントのみならず、CDの複数バージョン販売まで含まれており、これらの商法は、ジャニーズアイドルやミスチルたちも行っていると記載されています。女性アイドルについてはなかり詳しく言及されていますが、男性アイドルについてももう少し語って欲しかったです。

  • はすのこ さん

    AKB分析。

  • nadaha さん

    AKB商法を中心に批判されるAKBはそんなに悪なのか?というのを論ずる新書。さやわかさんは擁護する姿勢を見せているんだけど、どうしても賛美する方向に向いてしまうのでやや説得力に欠ける部分もあった。AKBの功罪は、ジャニーズが進めたチャートの陳腐化に決定打を放ったことにあると思うし、ちょうどオリコンがチケット付属の集計を取りやめたこともAKBに起因してる。メンバーの一生懸命さをアピールするのも、じゃあ今までのアイドルはそうじゃなかったのか?という批判も可能だしなぁ。論としては少し冷静さを欠いてると思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

さやわか

文筆業/漫画原作。物語にかかわる仕事を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品