歴史劇画 大宰相 第5巻 田中角栄の革命 講談社文庫

さいとう・たかを

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065190210
ISBN 10 : 4065190215
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
544p;15

内容詳細

宿敵・福田赳夫を振り切り、54歳の若さで総理の座を掴んだ田中角栄。日中国交正常化で華々しいスタートを切ったが、「列島改造論」が地価の暴騰を呼び、そこにオイルショックによる狂乱物価が追い討ちをかける。『文藝春秋』掲載の記事をきっかけに金脈批判が沸騰、ついに退陣を決意する―。

目次 : 第1部 庶民宰相の誕生(田中派旗揚げ/ 中曽根の思惑/ 三角大連合/ 波乱の幕開け ほか)/ 第2部 田中金脈追及(参院選惨敗/ 三福辞任/ 角福対決/ 「田中角栄研究」の波紋 ほか)

【著者紹介】
さいとう・たかを : 劇画家。1936年、和歌山県生まれ、大阪府育ち。17歳で描いた『空気男爵』でデビュー。上京し、「さいとう・プロダクション」設立。2003年に紫綬褒章、2010年に旭日小綬章受章。2019年東京都名誉都民に選出

戸川猪佐武 : 1923年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • highig さん

    ( ^ω^)佐藤後継を巡り田中角栄と福田赳夫が鎬を削る。佐藤や岸は福田後継に動くが、大勢は長年幹事長として党務に辣腕を揮った田中へと傾き、ここに戦後初の苦学力行の平民宰相が誕生する。池田財政の薫陶宜しきを得た積極財政論者の田中は金看板の列島改造論を打ち出すが、ブレトンウッズ体制下ぬくぬくと高度成長を謳歌していた時代は唐突に終焉に向かい、オイルショックや土地投機の過熱による狂乱物価が日本を直撃する。結局、文春砲(笑)によって田中は任期半ばで退陣に追い込まれるが、それは三角大福中の長い角逐の始まりでもあった。

  • ちゃーりー さん

    佐藤 栄作の後が、田中 角栄。昭和47年7月から。ようやく同時代の総理。といっても、記憶にございません。ロッキード事件は冤罪ではないか、と解説の結びに。某国の諜報機関の陰謀でしょうか。デューク・東郷なら、黒幕を始末したことでしょう。あの、カミソリ「後藤田」も、初めは大変だったことも知りました。

  • スターライト さん

    ほぼまるまる田中角栄。後の首相になる人物がゾロゾロ。金権で命運尽きたからか、やはり田中のイメージはよくない。その田中に対しクリーンさを打ち出す福田だが、こんな人だったっけ?それはともかく、今では政治とカネを自民党が言い出すことはなくなったな。時代は変わった。

  • totuboy さん

    田中角栄は近年その政治手腕が見直され、評価される向きもあるが、この本ではあくまでも自民党内の権力闘争に焦点を当てて描かれているので、あっさりと退陣させられている。面白いのは、自民党の党内でこれだけの抗争があったということ。ある意味、これだけ身内でやりあっているからこそ、政権を取った人は強かったともいえるのではないでしょうか。

  • nonbiri nonta さん

    三角大福中。 日本列島改造論。 オリンピック・万博をやり遂げて高度成長真っただ中の日本に忍び寄る数々のグローバルな危機。 国民の期待を担い登場した若き総理大臣田中角栄の栄光と破綻。 私の中学校時代のお話ですね。

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人物・団体紹介

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さいとう・たかを

1936年(昭和11年)大阪府出身。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を

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