ひでちゃんとよばないで えほんひろば

おぼまこと

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784338180085
ISBN 10 : 4338180080
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
追加情報
:
25cm,1冊

内容詳細

第2次世界大戦の最中、すすむは台湾の小さな町に住んでいた。仲良しはひでちゃんという女の子。ある日、日本は戦争に敗け、ひでちゃんは自分の名前はひでちゃんではないと言い出し…。戦争による哀しい別れを描く。

【著者紹介】
おぼまこと : 1937年台湾に生まれる。中央大学卒業。サラリーマン生活後、1977年頃から、独学で絵本の世界に入り、現在に至る。1989年、『ごめんねムン』(小峰書店)が小学国語2年(大阪書籍)に採用される。同年『しばいっこ』(あかね書房)が厚生省中央児童福祉審議会で特別推薦。1999年『世界一すてきなお父さん』(文・前川康男、小峰書店)で第13回赤い鳥さし絵賞を受賞。他の作品には、イギリス、フランス、オランダ、台湾、韓国などで翻訳出版されているものがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yomineko@猫と共に生きる さん

    読み友さんからのご紹介本です📚何故この題名なのか。そして表紙の絵のひでちゃんは、、、戦争は全ての生きとし生けるものを引き裂く悪魔以下の所業。著者の初恋の女性・ひでちゃんは実は父親が台湾人のお医者様だった。その後台湾に行かれた時は会えなかったそうで、この本に思いを託したという。他の作品もとても気になる絵本作家さんです。会社員をされたあと独学で絵本を書き始め、色々な国で翻訳されている作品もあるそうです😊

  • ぶんこ さん

    日本に占領されていた台湾中部の町に住む少年少女が、終戦となった日から友だちではなくなる。日本人のすすむ君と、父が台湾人母が日本人のひでこちゃん。日本が占領といっても、敵対よりは友好的な間柄が続き、今も親日の台湾でも、終戦時には排日感情があったのかと切なかった。大人の事情で、ある日を境に仲良くしてはいけないとは。日本に帰る日、密かに見送りに来てくれたひでこちゃんとすすむ君の気持ちが切ない。

  • ちえ さん

    作者おぼまこと氏は台湾生まれ。太平洋戦争後8歳で日本に引き揚げている。この絵本は自身の体験をもとに描かれた。戦争中、敗戦後の台湾の様子、生活、風景が美しい。仲が良かった「ひでちゃん」終戦後「ひでちゃんとよばないで」と遊ぶこともできなくなる。日本統治下の台湾で行われた創氏改名。すすむの心に残った傷。

  • かおりんご さん

    絵本。戦争教材を探していて読む。日本統治下の台湾の話。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    数年前に台湾に行ったことがありますが、とても親日的で、多少の日本語を使う現地人にも少なからず会うことが出来ました。それだけに、戦争戦争によって日本人と台湾人の関係が複雑化した事実を痛感しました。実話だそうですが、ひでちゃんと再会がかなわなかったおぼさん、ぬぐえない戦争体験ですね。

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