おねえちゃんって、ほーんとつらい! おはなしトントン

いとうみく

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265067268
ISBN 10 : 4265067263
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
79p;22

内容詳細

あたしのおかあさんとナッちゃんのおとうさんがけっこんして、あたしはナッちゃんのおねえちゃんになった。ところが、このナッちゃん、わたしよりもずっと大きくてほとんどかいじゅうなのだ。ふたりのやりとりのなかで成長していくココおねえちゃん。小学校1・2年生むけ。

【著者紹介】
いとうみく : 神奈川県生まれ。フリーライター。広告コピーから、雑誌や書籍の企画制作などを行う。デビュー作『糸子の体重計』(童心社)で第46回日本児童文学者協会新人賞、『空へ』(小峰書店)で第39回日本児童文芸家協会賞受賞。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

つじむらあゆこ : 1964年、香川県生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。こどもの本の仕事を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。低学年向け。小学1年生のココは、お母さんが結婚して新しいお父さんのと妹ができた。妹のなっちゃんは3歳なのにココより体が大きい。いとこがなっちゃんのために送ってくれたお古の洋服が入らなかったので、ココが着たらいいと言われ、ココは傷つく。怒って家出したココは家の物置で昼寝した。気づくとなっちゃんがいて、二人で仲良くおままごとをした▽ココちゃんはいい子だ。

  • chiaki さん

    普段から妹に鬱憤を抱える長女のために。なんでも姉ココちゃんのマネばかりしたがるナッちゃんを見て、長女は「ふんっ」と鼻で笑ってました。(共感の笑いなのか!?笑)いとこが3歳の妹ナッちゃんのために送ってくれた服なのに、ありえんくらいデカイ妹にはサイズが合わず母は姉のココちゃんに着せようとする。そんな屈辱を味わったココちゃんは家出をするが…。妹って世話が焼けるし憎たらしいけど、なんだかんだで最後は守ってあげなきゃっていうお姉さん愛が働いてしまうもの。おねえちゃんって、ホントつらいね。頑張れ〰️ココちゃん!

  • ほんわか・かめ さん

    体の小さいお姉ちゃんと体の大きいかいじゅうみたいな妹。妹に送られてきたはずのおさがりの服が、妹には小さくてお姉ちゃんの方にぴったり。これはショックだよね!私も年下の従妹より身長が低くて、会うたびに背くらべさせられたのは嫌だったなぁ。

  • izw さん

    いとうみく6冊め。3歳の女の子をもつ父と1年生の女の子をもつ母が結婚したため、妹ができたけど、妹の方が姉より大きい、という、ありえなさそうだけど、無いとはいえない設定がおもしろい。妹のことをかいじゅうと呼び、いやだいやだ、と言いながら、やさしいおねえちゃんである。このシリーズは前作があることに読後気づき、さっそく図書館で予約した。前作は、いとうみく第2作のようだ。

  • 遠い日 さん

    『おねえちゃんって、もうたいへん!』の続編。自分より体格のいい3歳の妹は、絶好調。新しい家庭で我が物顔で甘え放題。憎めないけれど、実害が及ぶのは姉のココちゃんだ。振り回され、無理やり世話を焼くはめに毎度陥る。苦労は絶えず、おねえちゃんのプライドがずたずたになるできごともあったけれど、ちゃんときょうだいになっていっているエピソードが温かかった。

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いとうみく

神奈川県生まれ。『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞、『空へ』で日本児童文芸家協会賞、『つくしちゃんとおねえちゃん』で産経児童出版文化賞、『朔と新』で野間児童文芸賞、『真実の口』で日本児童文学者協会賞を受賞したほか、うつのみやこども賞、ひろすけ童話賞、河合隼雄物語賞など数多の受賞歴をもち、読書

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