ピアノ

いせひでこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784034351802
ISBN 10 : 4034351802
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
40p;22X28

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読書メーターレビュー

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  • ちゃちゃ さん

    透明感あふれる淡い色調の絵、優しくそっと心を揺らす言葉。素敵だなぁ。今作もいせさんの絵本の世界観に魅了された。特に印象的だったのは、深い藍色を含ませたような黒光りするグランドピアノと、真っ赤で愛らしいのんちゃんのトイピアノだ。この二つだけで物語が自然と生まれてゆく。のんちゃんの弾くカノンを追いかけるように森の奥から響くメロディ。隣のお屋敷で出会ったおじいさんと連弾したきらきら星。あぁ森の静寂(しじま)の中から、二人が奏でるピアノの音色が聞こえてくるようだ。それは切なさとともに明日を生きる希望を運んでくる。

  • ☆よいこ さん

    絵本。夏休みの終わりにのんちゃんはお母さんと、新しい街に引っ越してきた。新しい家の隣は大きな森でセミが鳴いていた。お母さんが仕事に行き、のんちゃんは一人で留守番をする。退屈してトイピアノを鳴らしていると、隣の森の中からピアノの音が聞こえてきた。誘われるように森に入ると、大きな家の庭に出て、家の中でおじいさんがピアノを弾いていた。のんちゃんはおじいさんと一緒にピアノを弾く▽カノン、モーツアルト、きらきら星。いせひでこさんの優しい絵からピアノの音が聞こえてくるようでした。読み聞かせ約11分。2023.10刊

  • とよぽん さん

    何て優しいお話なのだろう。のんちゃんの心細さを慰めるピアノの音の魅力。「ピアノの中には、オーケストラがはいっているんだよ」おじいさんが言った言葉が深い。そしてもちろん、絵も素晴らしい。

  • ぶんこ さん

    お母さんと2人で越してきた家の隣は大きな森。住む人のいなくなった家だとしても、子どもは入りたくなるでしょう。のんちゃんはお留守番の日、お父さんに誕生日プレゼントされたトイピアノを発見。お父さんに習ったカノンを弾くと、お隣からもピアノの音が。のんちゃんはトイピアノを持って森の中へ。切り株に置いたトイピアノに当たる木漏れ日が美しい。お屋敷にはグランドピアノを弾くおじいさん。キラキラ星を一緒に弾いて、おじいさんのモーツァルトを聴いているのんちゃんの頬に涙。感性豊かで微笑ましい。

  • 陽子 さん

    店頭で見つけて、即買いしました。 引っ越してきた家の隣の、森の中の空き家から聞こえてくる不思議なピアノの音に引き寄せられる、のんちゃん。かつてお父さんのバイオリンとトイピアノでセッションした「カノン」を弾く不思議なおじいさん。 キラキラしたピアノの音が、色鮮やかな絵の中で美しく広がります。おじいさんの弾いたモーツァルトはどんな曲だったのかな?絵本を読んで自分もモーツァルトを弾きたくなりました。「音楽」を素敵な絵のページでめくりながら眺める絵本。いせさんの絵が美しい。

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人物・団体紹介

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いせひでこ

伊勢英子。画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京藝術大学卒業。創作童話『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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