夜を歩けば 3 ミルキーウェイ C・NOVELSファンタジア

あやめゆう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784125013114
ISBN 10 : 412501311X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
253p;18

内容詳細

大学生になって、一野の部屋を訪れなくなってきた花梨。いっぽう、東京、七枷市と目撃者不在の殺人事件が続き、一野は東京の事務所との合同捜査に駆り出される。その最中、彼にも視えない刺殺事件が発生。花梨以外に視えない異能があることに、一野は不快を覚えるが…。異能ファンタジー堂々完結!

【著者紹介】
あやめゆう : 北海道出身。『RINGADAWN妖精姫と灰色狼』にて第7回C・NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シュエパイ さん

    最終章の、最終節、八頁。綴られた言葉の全てが、私のなかで、穏やかで力強い讃美歌のように、鳴り響いていました。きっと、もう、夜を歩いても、独りじゃない。とても、とてもとても、いえ、言い表せないほど、私には満ち足りた結末なのです。 彼が真犯人を見逃した利用は、納得、腑に落ちる、なのです。千手院さんは、割り振られた役が悲しくて、でも好きなのです。早坂兄妹も、好きなのです。あぁ、とっても素敵な歌だったのです♪

  • ちゃか さん

    1巻、2巻にあった伏線というか物語ならそんなこともあるのか程度の認識だった「偶然」。それが誰かの行動の結果導かれていたものだとは。異能者の呼び方としてアウター、外側の者ってつけた人は偉大だと思います。なるほど、容赦ないというか、ためらいがないっていうんだろうな。真冬が理不尽を許せないように。所長が異能者を嫌うように。異能があることも影響はしているでしょうが……「許せないと思ったものを許さない。その道を選んでしまったから」。真冬の行動を見ながら一野が思っていたことですが。

  • アクセプター さん

    あいかわらずぶれない主人公。この作者の主人公はいつも有る意味とても立派な指針を持っていて・・・面白い。

  • しぇん さん

    現代異能ファンタジー完結。一巻の事件からの伏線が綺麗に纏められていて満足です。主人公の最後まで主人公ぽくない所も良かったです。女性の遺思で覚醒、倫理観にあふれているとか普通の物語だと完全に真冬君が主人公ですよね……。短く纏めた物語だったので咲耶さんの出番が少し物足りなかったのが残念でした。最後のヒロインから主人公への告白と、主人公からヒロインへの告白は物語の閉めに相応しく凄く良かったです。結構ぎすぎすしたお話なのに、ボイーミツーガールのラブストーリー、ミタイデシタ。

  • ぽて さん

    シリーズ完結巻【大学生になって、一野の部屋を訪れなくなってきた花梨。一方、目撃者不在の殺人事件が続き、一野は合同捜査に駆り出される。その最中、彼にも視えない刺殺事件が発生し…】全てが繋がっている事が明らかになった中盤。大学生になった花梨ちゃんも、ある程度開きなおっている模様(笑) 一緒にいた男の人の正体はすぐに見当がついたのは、花梨ちゃんに信頼を寄せているせいか? 異能のイメージは蜘蛛の巣(うえぇ!) なるほど伏線あったわ、そういえば。と読みつつ、ナイスシスコンお兄ちゃん!と読了。所長の異能はキモチワルイ

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あやめゆう

北海道出身。『RINGADAWN 妖精姫と灰色狼』にて第7回C・NOVELS大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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