車のいろは空のいろ 白いぼうし 新装版 車のいろは空のいろ

あまんきみこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591064429
ISBN 10 : 4591064425
フォーマット
出版社
発行年月
2000年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,125p

内容詳細

1968年の刊行以来、愛され続けているロングセラーの新装版。教科書でも有名な「しろいぼうし」ほか8編収録。2・3巻同時刊。〈受賞情報〉赤い鳥文学賞特別賞(第31回)

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読書メーターレビュー

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  • 文庫フリーク@灯れ松明の火 さん

    『活版印刷三日月堂 海からの手紙』に収録された「ちょうちょうの朗読会」がご縁。タクシードライバーの松井五郎さん主人公の、物の怪も絡めた不思議な短編8話収録。こちらを読むと活版印刷三日月堂「朗読会」で「すずかけ通り三丁目」のセリフ朗読するのが、いかに難しいか分かる。一番心に残ったのは、やはり「すずかけ通り三丁目」けれど「白い帽子」救われたモンシロチョウと、代りに帽子の下に残したモノ。「山ねこ、おことわり」エピローグで「また、いつでも、どうぞ!」と大声で告げる松井さんの人柄が温かく柔らかい。奥付を見ると→続

  • はる さん

    ああ、こういうの凄く好き!のんびりと優しい物語。松井さんのタクシーに乗ってくるのは少し不思議なお客さんたち。ほのぼのする物語もあれば、切ない物語もある。北田 卓史さんのあたたかいタッチの絵もいい。表題作は教科書にも取り上げられているので御存知の方も多いのでは。私も子供の頃に出会いたかった!

  • おうち時間 さん

    活版印刷三日月堂に出て来て読みたくなった童話です。空いろのタクシー運転手の松井さんが出会うお客さんは不思議なお客さんばかり。だけど読んでいるとふっと笑いがこみ上げてくる物ばかり。「ほん日は雪天なり」のラストが特にお気に入りです。そして、活版印刷三日月堂に出て来た「すずかけ通り三丁目」は私も朗読してみました。お客さんのセリフは確かに難しいです。悩んじゃうのもわかるな。この本が書かれたのが1968年という事にビックリです。古さを感じさせないんですよね。いつか朗読を再開したら子供たちに読んであげたい1冊です。

  • ぶんこ さん

    「活版印刷三日月堂」を読んで、読み返したくなりました。小さなことに拘らない松井さんが素敵です。ちょうちょの代わりに夏みかんを帽子にいれる感性がいいな。私の小学生時代には教科書に載っていなかったので、大人になってであいました。読み聞かせには素敵な本ですね。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    タクシー運転手の松井五郎さんの周りで起こるファンタジー。動物たちとの触れ合いと、昭和な感じな絵が良かった。白いぼうしは読んだ事あるな〜と思ったら、教科書に載っていました。

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人物・団体紹介

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あまんきみこ

1931年、旧満州に生まれる。坪田譲治主催の童話雑誌「びわの実学校」の同人となり、1968年『車のいろは空のいろ』で第1回日本児童文学者協会新人賞、第6回野間児童文芸推奨作品賞、2023年には同作の新装版『車のいろは空のいろ ゆめでもいい』(ポプラ社)で第70回産経児童出版文化賞大賞を受賞

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