NO.6 #5 YA!ENTERTAINMENT

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062693714
ISBN 10 : 4062693712
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
追加情報
:
19cm,204p

商品説明

この都市は、人間を支配しようとしている。無慈悲に人を食らう、支配欲に猛り狂った怪物だ。誰も気がついていないのだろうか。
いよいよNO.6の暗部へ!

『人狩り』によって矯正施設へと送り込まれた紫苑とネズミ。そこは無数の人間の塊が蠢く、この世の地獄だった。生きて戻ることはできるのか。一方、救出を待つ沙布の身体には異変が起きていた――。

内容詳細

『人狩り』によって矯正施設へと送り込まれた紫苑とネズミ。そこは無数の人間の塊が蠢く、この世の地獄だった。生きて戻ることはできるのか。一方、救出を待つ沙布の身体には異変が起きていた―。この都市は、人間を支配しようとしている。無慈悲に人を食らう、支配欲に猛り狂った怪物だ。誰も気がついていないのだろうか。いよいよNO.6の暗部へ。

【著者紹介】
あさのあつこ : 岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞を受賞。2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やも さん

    いきなり無慈悲に暴力的な権力に襲われ、為す術無く落下させられた紫苑とネズミ。クッションになったのは人間。生き抜けるかの瀬戸際で心を保てたのは、お互いがいたからだろうな。屍の上を歩いて辿り着いたのは、地図上では空白になっていた謎の空間。どうやらネズミはここにいたことがある…?死の間際に人はどう動くか。何を語るか。そこに人間性が見えるけど、紫苑もネズミもよーやっとるわ💪😭✨2人じゃなきゃ乗り越えられてないね。No.6内での不穏因子や、ネズミの過去も少しずつ見えてきた今巻。沙布の状況が心配。次巻へ🏃

  • とら さん

    色々な所で色々な物語が進む。紫苑とネズミは矯正施設に乗り込み、沙布を助けようと奮闘。けれど、二人の生還を待つ人たちもいる。待つだけ、ではない。それでもつらいのだ。死にそうになった人を歌を聴かせることで安らかに眠らせることを「救済」と言う紫苑と「殺人」と言うネズミ。ありのままの死を敬うことが正しいのか。でも二人とも、自分の言葉にだけは背かない。だから絶対帰ってくる。帰ってきて、自分がどう変わったのか、どう思うようになったのか、考えるのも良いかもね。ネズミは変わって欲しくない様だけどwでも人間って変わるよね。

  • sk4 さん

    あまり話が進まずに、各人の内面の確認という感じで終わるのかなと思ったら新キャラのサソリ登場! 口まで戻ってきたゲロを飲み込んでるのに「キスする」って、深い愛だよね。しかも男同士でねえw

  • やなせ きお さん

    火藍の時間、ネズミと紫苑の時間、イヌカシと力河の時間。沙布の方に少しも動きがあった。話が進んでいるんだか止まっているんだか解らなくなるのに場面が切り替わっても頭にスンと落ちてくる不思議。死を目の当たりにする恐怖や呻きがわたしの耳にまで反響をしてくるよう。目を伏せたくなる描写が多い。イヌカシの紫苑を想う気持ちシオンと名付け帰還を願う気持ちが物語を明るく照らす。安楽死を選べなかった癖にネズミの危機を受け殺意をむき出しにする紫苑。紫苑でいて欲しいというネズミの乞い。老と呼ばれる人物の登場。またここから加速する。

  • acesmile@灯れ松明の火 さん

    bUの均衡が危うくなってきた。それに合わせて登場人物の状況も佳境に入ってきた。火藍、イヌカシ・力河、沙布、そして紫苑とネズミ。それぞれがセパレートされて並列になっているのがこの巻。この次からの巻でそれぞれの行動が集約されてくるのかな?ゆっくりだが、巻を追う毎に面白くなってくるのがこの物語の特徴だと思う。そしてまた終盤には新キャラが・・・どうやらネズミの昔のお友達?らしいが。これまで明かされなかったネズミの過去がこれから分かるかと思うとそれも楽しみだ。

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人物・団体紹介

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あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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