闇医者おゑん秘録帖

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120044748
ISBN 10 : 4120044742
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
289p;20

内容詳細

女の人生は一つではない。哀しい子を身ごもった女たちが闇医者をすがってやってくる。おゑんが診るのは、患者の身と心。しなやかな女の強さと美しさの物語。

【著者紹介】
あさのあつこ : 1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞を受賞。児童文学やヤングアダルト、時代小説など幅広いジャンルで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    続編が出たので、この際に手を出してみた。『弥勒シリーズ』とはまた違う面白さ。あさのあつこ、やるなぁ。表紙のおゑんがぞくぞくする。いつの世も身籠るのは女。望み望まれて生まれる子もいれば・・の世界の裏側を「女は鬼よりずっと強い」と「生まれてくるために、子どもは女の腹に宿る」と言わせるのだ。おゑんの背負う生い立ちも含め面白いシリーズの幕が今、あがった。

  • あすなろ さん

    青海波の襖に気息を整え手を掛けると、微かに香の薫りが。そこからの世界は、女達が生きて明日へと足を踏み出す為に訪れる世界がある。闇医者おゑんの世界。これはあさの氏時代小説ハードボイルドの世界。否、凄味の世界。圧倒された。続編にて、再びこの世界に還ろう。

  • itica さん

    望まれない子を宿した女が人知れず訪れる家。闇医者と呼ばれるおゑんは訳ありの女たちの体と心を治療する。腕も確かなら人としても立派に見えるが、おゑんはいったい何者なのだろうと読みながら考える。そうして知ったおゑんの壮絶な過去。井戸の底のような暗闇から女たちを救いあげる話には、ただの人情だけではない凄味があった。

  • ゆみねこ さん

    闇医者おゑん、異国の血をひく女医者。女の持つ悲しみや業に寄り添うその姿は自らの来し方にあった。あの時代、女性の地位は低く、出産も一大事。あさのさんの幅広い作風に脱帽です。読み応えがありました。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    闇医者という割には、抱えている闇を言葉で紡ぐ時の、何遍も何遍も言葉を重ねる感じもなく。タールみたいな不快でぐるぐるした感じも、僅かに見える陽の瞼を滲ませる赤い色も感じられず。秘録帖というにはあんまり艶もなく。タイトルをもうちょっと難とかできなかったのかしら??そう、何が変って艶っぽさが足りない。あさのさんにしては男の人の艶っぽさというか色気が抜けていて、女の人も妙に小ざっぱりと生きているなあと思ったら、婦人公論の連載でした。婦人公論と聞いてなんとなく納得。闇にも染まらず、清く柔く生きてゆく様が、それらしい

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あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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