末ながく、お幸せに 小学館文庫

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094067330
ISBN 10 : 4094067337
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
256p;16

内容詳細

わたしたちの新たな旅立ちを祝っていただきたいと思う方々をご招待した、ささやかな宴です―。小さな創作料理のレストランを始めるという泰樹と萌恵の披露宴が始まった。式の前に「大切なものを捨てる結婚はしません」「泰樹とは積み上げていける。捨てるんじゃなくて育てていける」と語った萌恵には、産みの母と育ての母がいた。二人の母の間で揺れ、環境に振り回される自分の存在に苛立ちながら成長した彼女が目指す、本物の夫婦像とは。居合わせた人々が、家族の形や生き方に真摯に向き合おうとする姿を描く、感涙の結婚式小説。

【著者紹介】
あさのあつこ : 1954年岡山県生まれ。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。97年『バッテリー』で第三五回野間児童文芸賞、99年『バッテリー2』で第三九回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全六巻で第五四回小学館児童出版文化賞を受賞。11年『たまゆら』で第一八回島清恋愛文学賞を受賞。児童文学やYA、時代小説など幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • チアモン さん

    披露宴に出席した人たちのそれぞれの視点から、新郎新婦にまつわる関り合いなどが語られていく。とても素敵な作品でした。新婦はとても誠実で完璧な娘だと思っていたが、実は色々なことを乗り越えてきたんですね。あさのさんの作品は好きでよく読んでいるけれど、この本もとても大好きな一冊になりました。

  • ももすけ さん

    披露宴で新郎新婦に向けられた様々な人達のスピーチから、二人の人となりが見えてくる。聞き上手な花嫁、夢を実現した花婿。でも、そこに辿り着くまでの二人には、様々なことがあった。母の思い、娘の思い、それは、結婚を機にようやくお互いに分かり合い、そして、母と娘ではなく、対等な大人の女性どうしとしての新たな関係の始まりでもあった。私自信を振り返ると、母との関係性が変わったのは、自分が母親になった時だったかな。

  • さち@毎日に感謝♪ さん

    温かい結婚式なんだろうなというのが読んでいて伝わってきました。いい夫婦の日に再読したくなる作品です。

  • MILKy さん

    【売】コロナ禍52冊目。母娘ものを読みたくて。ただちょっと思っていたものとは…最初、式の招待状から始まる。あるカップルの結婚式を通じ、その参列者それぞれが章になり8章編成+花嫁本人の母への手紙で終わる。参列者による当本人たちへの想いや背景によって、主人公が描かれていく。結構まぁ物語になるだけあり訳ありが次々と出てきて、後半からは重くのしかかるように感じた。母娘としてはもう少し真っ直ぐなものが読みたかったかも。文章はキレイに段落されているので読み易い。ー生きていくのは後悔を積み上げていくものかもしれないー

  • チビクロ太 さん

    結婚披露宴に参加した新郎新婦の友人や親戚、両家の親のスピーチや思いを通して新郎新婦の人となりが語られる話。新婦について語られる割合が多いからか新郎の姿がはっきり伝わってこない。 わりと淡々とした感じで読み終わりました。

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