うふふな日々 PHP文芸文庫

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569766096
ISBN 10 : 4569766099
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
263p;15

内容詳細

きれいな書斎でパソコンに向かい、ベストセラーを次々生み出しているかと思いきや、子ども達の成長に一喜一憂、ずっこけまくり、妄想一杯の日常生活。散歩で目にした風景はいつしか霧のロンドンにすり替わり…。岡山の緑豊かな田舎町に住む人気作家が、締切と戦いつつ物語を紡ぎ、奇跡のように出会った本や、滾るような想いを抱きながらも悶々としていた日々に思いを馳せる。読むだけで元気になれるエッセイ集。

目次 : 第1章 季節はめぐる(美しいもの/ お正月/ 霧の中の妄想 ほか)/ 第2章 思考はめぐる(田舎暮らし/ ちょっと怖い話/ 続・ちょっと怖い話 ほか)/ 第3章 人生はめぐる(小さな風景/ 物語と出会って/ 日常のファンタジー ほか)

【著者紹介】
あさのあつこ : 1954年、岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校の臨時教師を経て作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ayumii さん

    煎餅をバリバリ食べながら一緒にお話している気分で、さらっと読めた。それでも所々になるほどと思える言葉があって心に残る。「弱いこと、振り回されていることをちゃんと自覚できる人とまるでできない人の差は大きいと思う」「モノサシは自分で作る」

  • 西澤 隆 さん

    マクラが長い。脱線が激しい。なんだか辛坊治郎の大阪のラジオでの「はやくコロナ話せんかい!」と思うあの感じに似ている(笑)。まあ書き手が魅力的で読み手が彼女のことが好きなら脱線すればするほどひとが見えるような気がして幸せになる。なんだか何作も読んでいる作家さんがそこいら近所にいるオバさんのような気がしてくるこの親近感はたぶんヒトを選ぶはず。個人的には終盤の突然の「政治への怒り」に「いつごろ書かれたエッセイだっけ?」と歴史を紐解いてしまいました。百田尚樹じゃないけどこういうネタでファンを煽って欲しくはないな。

  • きょ さん

    何気ない日常のエッセイ。物語を紡ぐことは、ほんとうに大変だろうと思う。月並みな言い方だけれど。サラサラ読める文章の中に、ドキッとすろような鋭い言葉もあり、私がこうして言っていることの薄っぺらさがよくわかる。文章を書くことって、結局語彙の豊富さや日々の中での風景、音、色、その人の生活や生き方から滲み出るものが大切なんだろう。それを組み立てる力というか、技というか。この頃、何につけても「センス」ということを考える。簡単に片付けては失礼かもしれないけれど、あるかないかは大きいはずだ。

  • Hachi_bee さん

    すごく綺麗な表現に心を打たれた直後にくだけた表現で目を覚めさせられるなど、あさのあつこさんの引き出しの多さ・大きさに驚かされる。言葉を自在に扱える人は、観察する力も優れているのだと痛感させられました。自分がエッセーとか半生記を書くことがあるとしたら、この本の(綺麗な)表現をお手本にしたいところです。

  • 晴 さん

    あさのさんの何気ない日々のエッセイ。日々の忙しさや経済的安定、世間体を理由に夢を諦めるのはもったいないんだと思う。そういったものと闘いながら(ある意味)夢を叶えた作者はなお新たな夢に向かっていて自分もがんばらねばと思わせられました。文章の随所にクスッと笑える部分があってサクサク読めました。

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人物・団体紹介

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あさのあつこ

1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、91年に作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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