あなただけの物語のために どうすれば自分を信頼できる? ちくまQブックス

あさのあつこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480251596
ISBN 10 : 4480251596
フォーマット
出版社
発行年月
2025年01月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

世にあふれる誰かが作った紛い物の物語。それはあなたの物語ではない。「書く・読む」を通し、自分の内にあるあなただけの物語、あなただけの希望を見つめよう。

【著者紹介】
あさのあつこ : 1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、『バッテリー1〜6』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    まずは自分自身を考えることから始める。時には、周囲の状況に流されることもある。それでも、どこかで立ち止まることも大切。自分は自分。誰ものものでもない。

  • 雪丸 風人 さん

    意外なまでの繊細さで、自身を苦しめていた過去を洗いざらい打ち明けるくだりは共感の連続。ギュっと掴んできますね。そこからどう救い出されたのか、友だちに語りかけるような文章で書き連ねられていて、ふんわりハートを包まれるような感覚を味わいました。ハッとさせられたのは、どんなに巧みに描かれた言葉でも、そこに血肉が通っていなければ読む価値がないという部分ですね。著者の内から湧き出た「表現することで心が軽くなる」という気づきは、人生を賭けて得られた値千金の言葉なのだと感じ入りました。(対象年齢は12歳以上かな?)

  • エビ さん

    世間や他人に薄められないような自己を保て、みたいな意味合いで一人一人が「溶かされない個」であることを忘れないで、と書かれているのが印象的だった。軽快な語り口で書かれる、書くことの意義や筆者なりの見解に思わず自分も作家を志したくなった。こういう物語とか小説の良さを子供向けに説明した本は、昔、本なんて読んで将来何の役に立つの?と詰問された過去を癒せるから好き。この本は誰かに本の良さを紹介するものとしておすすめしていきたい。

  • せらーらー さん

    いまスタバで読み切った。不覚にも泣いている。こんなに励まされた本は初めてかもしれない。文章を書くということは、生きること。近藤康太郎氏も同じことを言っていたが、あさのさんはより柔らかく寄り添って伝えてくれた。他人の絶望物語に巻き込まれてはいけない。なぜならあなた個人の人生なんだから。主語は「わたし」である、いつの世も。なぜか読んでいて自分の思春期時代を思い出した。当時の父は鬱病。死人のような表情、雑多な居間、狭苦しい部屋に布団を延べていた。その父の年齢をとっくに超えた今の私。父の辛さを思い出した。

  • 晴 さん

    ”絶望の物語”がはびこる現代にのみこまれない方法として、自分のなかの物語を言語化してみよう的な本。特に2章の「書くことは掻くこと」というところと、3章の言葉の点検という名の言語化作業がおもしろいなと思いました。

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人物・団体紹介

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あさのあつこ

岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、2005年『バッテリー 1〜6』で第54回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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