「信州しおじり本の寺子屋」研究会

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「本の寺子屋」が地方を創る 塩尻市立図書館の挑戦

「信州しおじり本の寺子屋」研究会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784809678295
ISBN 10 : 4809678296
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
150p;19

内容詳細

“「本」の可能性を考えたい”をテーマに掲げる図書館員と、その言葉を信じる市民、本をめぐる人々の物語。未来は、ここから開かれる。長野県中央に位置する人口6万7千人の小都市。ここには、多くの小説家、評論家、詩人、歌人、俳人たちが訪れる。その理由とは?

目次 : 第1章 瞬間の王は死んだ(暗き森へと迷い入る/ 商業主義にうんざり/ 新しい図書館/ 立ち寄りたくなる場)/ 第2章 夜明け前(塩尻を舞台に/ 活性化の目玉/ 穂高の冬の夜/ 邂逅のとき)/ 第3章 温泉の湯のような(人生の寺子屋たれ/ 古田晁という誇り/ マスコミを巻き込む/ あの方がおみえになる)/ 第4章 ご近所を刺激してます(市外の受講生も応援/ 魂から血を流せ/ 「本の寺小屋」は書店の敵か/ これからの「本の寺小屋」)/ 執筆余滴 情熱は伝播する―舞台裏から

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さぜん さん

    先日塩尻市立図書館を訪れた際に紹介頂いた本。この図書館を代表する取り組みで、今年11年目を迎える。地域市民の生活に「本」を据え読書を習慣化させるための方策は着実に浸透し根付いている。継続する努力、その思いを受け取る市民、協力する出版界。同じ形式でなくてもこの理念を熱意を全国の図書館が受け継いでいったら。この鬱屈とした日本の未来に少しは希望の光が見いだせるのではと大袈裟ながら期待している。

  • 藍 さん

    図書館だけの話かと思いきや、本に携わる人達の在り方、更には読書する側の姿勢にまで話が及んでおり、思いがけず自分の本との接し方を振り返る事にもなった。読書量だけを追い求めて、一つの本に深く没頭する事が少なくともなったように思い反省。 読書を覚えた頃から、変わらずその楽しみを持続させてくれていたのは正に図書館の存在。存続その物が危ぶまれる町もあるなか、このような積極的に発展を目指す姿は頼もしい。 自分の通う図書館への関心もふかまりそうだ。

  • 西澤 隆 さん

    地元とずいぶん離れた街の言葉の微妙な一致の長年の勘違いに気付く貴重なやりとりを先日SNS上でさせてもらった(M氏に感謝)。なんでもググれば出てくると思われているけれど実は地域の歴史などはネットにはなく、そのことをライフワークとしている人と遭遇したり「本」という仕事の成果で出会うことがないと、なかなか詳しく知ることができない。地縁を多く持つひとはそういう人に遭遇できるけれどそうではないひとにもそんな出会いをと思えばハブになるものが必要。だから図書館を智の拠点にしたいと願う人たちの仕事には本当に頭が下がります

  • るる さん

    塩尻の図書館の本だけど、本や文学、作家、編集者に対しての想いがメインにきてて面白かった。今はビックネームの作家などを呼んで講演をすることで集客しているが、何はともあれ図書館に人を呼ぶことが大事だ。図書館の利用率を住民の5割を目指しているのがすごい。

  • りうかん さん

    昨今、衰退著しいといわれている「本」その衰退の原因を探りつつ、地方都市の図書館の挑戦をさくりと解説した一冊。「本」の落日をもたらしたのは、出版社がいうような図書館の功罪や若者の読書離れだけではなく、出版社の姿勢や編集者のレベルダウンもまた原因であるという意見にはうなづけるものがある。

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