spica 星海社文庫

泉和良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061389526
ISBN 10 : 4061389521
フォーマット
出版社
発行年月
2013年08月
日本
追加情報
:
349p;15

内容詳細

虚言癖をもち、自分勝手で、我が侭で…。破滅的な可愛さのピンク髪の元彼女・遙香と別れた僕。あと僅かの時間で哀しみも想い出に変わる―そんな僕のもとに訪れた三ヶ月ぶりの遙香からの電話は、僕たちふたりにとって、傷付けあうだけだった恋がまだ続いていたということを、唐突に告げた。デビュー作『エレGY』と対をなす“自伝的恋愛小説”のもうひとつの傑作を、横槍メンゴの描く甘く切ないイラストと共に、装いも新たに星海社文庫化。

【著者紹介】
泉和良 : 小説家。1976年生まれ。2007年に『エレGY』(星海社文庫)で講談社BOX新人賞を受賞し、デビューする。小説のみならず、ゲーム製作、そしてボカロPである“ジェバンニP”としての作曲活動など、分野を問わず活躍の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • にま さん

    読了。文庫化にて再読。髪の毛がピンク色で可愛くて、突飛で変わっていて、嘘つきな元彼女の遥香。別れたはずの彼女からの突然の電話と再会に気持ちが爆発し身体も心も振り回されていく水井くん。前読んだ時もそうだけどなんとまあ耳の痛いお話で。昔と今で違うのはまあ大人しく量子を選んでおけばいいのになあと感じるところかな。わかっていても気持ちは割り切れないといったとこでしょうかね。周りを取り巻くキャラ達もすごく素敵。横槍メンゴさんの表紙と挿絵が素敵。

  • 鳩羽 さん

    表紙が可愛い。めくっても可愛い。虚言癖があって情緒不安定でオンラインゲームにはまって引きこもりの元カノを忘れようとして忘れられない、そんな主人公の話で、その心理的な悶々を読んでいると結構重たい。理由なんてなくても、そんなに好きならしょうがないよねという気持ちになってくる。理解も共感もできないけれど、恋とは、他人の恋とはそんなものかもしれない。

  • く さん

    まず表紙がよかった。次に帯がよかった。最後に、何も意図が伝わらないタイトルもよかった。…彼女が遊んでいるオンラインゲームで出会った男に自分の彼女が奪われる、というのはなんとも現代的なNTRで伝わりやすく、感情移入というか、読んでいて心が痛くなるものがある。登場人物が少ないというのも好ポイント。俺もこんな恋愛がしてえとは決して思わないけども、見ている分には羨望すらできる、生々しい恋愛模様が描かれていた。

  • しば さん

    きゅんきゅんしてひりひりして胸が痛くなる恋愛小説、、。あとがきにあったように、確かに化膿した傷口を無理にこじ開けられたような気持ち。僕のあの子がいなくなった時に出来た瘡蓋に剃刀を刺したような気持ち。好き。ずっと、好きでいよう。水井君みたいに。

  • 結城 つっきー さん

    絵師につられて購入 最初と最後がよかったが中盤は退屈 話が重い 重いのはいい意味ですけど 主人公に感情移入し過ぎると気が滅入りそうだった いい意味で 最後も めでたいのかめでたくなにのかよくわからない終わり方ですけども 主人公は幸せだったのであろう。

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泉和良

小説家。1976年生まれ。2007年に『エレGY』(星海社文庫)で講談社BOX新人賞を受賞し、デビューする。小説家として活躍するかたわら、ボカロPである“ジェバンニP”としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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