エンドレス・ワルツ

稲葉真弓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309007465
ISBN 10 : 4309007465
フォーマット
出版社
発行年月
1992年03月
日本
追加情報
:
149p;20X14

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ブルームーン さん

    70年代を生きたサックス奏者と作家の破滅的生活を描いた作品。読んでるだけで苦しくて痛々しい。さらにこの二人が実在の人物だったという事を後から知ってビックリ。短い小説なのに読後ぐったり疲れた・・・。

  • mizuhonomio さん

    鈴木いづみと阿部薫の物語。自分は二人とも存じ上げないが、読んでいて、本人が書いているのではないか、と錯覚するぐらいだった。 「自分の音が自分だけに鋭く突き刺さってくる絶対的な孤独を見た」(阿部薫)/「あなたは、ただの頭でっかちの音屋に過ぎない」(鈴木いづみ)/「カオルが必死に一音一音を拾い、拾った音を破壊されているのがわかった。(略)余韻の中に音のかけらだけがわずかに震えながら、亡霊のように漂っていた。その亡霊こそが、カオルの音だった」

  • まーく さん

    図書館の今月特集「受賞作品」の1冊にあったので何の前知識なく読んでみた。退廃的な生活に生きる女と男の異常とも云える日常を描いた作品で、純粋な愛とは何かを垣間見せながら、物語は激しく感情を揺さぶりながら進む。わずか150ページにも満たない文章なのに、この読み応え、読後感は、著者の研ぎ済まさせれた執筆力がなせる技なのか?終わり方も良いとも悪いとも判断がつかず、ただ、この物語には似合っている。

  • まひる さん

    何の予備知識もなく読み始めたので、衝撃の結末に驚いてしまいました。 そして二人が実在の人物と知って二度びっくり。 軽く読み進められるのに、読み応えがありました。

  • akiko さん

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人物・団体紹介

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稲葉真弓

1950年、愛知県生まれ。73年「蒼い影の傷みを」で女流新人賞、80年「ホテル・ザンビア」で作品賞、92年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年『声の娼婦』で平林たい子文学賞、2008年「海松」で川端康成文学賞、10年に同作ほかで芸術選奨文部科学大臣賞、11年『半島へ』で谷崎潤一郎賞、中日文化賞

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