糖尿病は自分で治す!

福田正博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208399
ISBN 10 : 4087208397
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
222p;18

内容詳細

健康診断などで、血糖値がすこし異常であると診断されたことのある人は少なくないだろう。
しかし、それは「まだ異常ではない」という意味ではなく、「もう正常ではない」という非常に危険なサインなのだ。
本書では、糖尿病診療30年の著者が、高血糖によって引き起こされる三大合併症や動脈硬化症の危険性、
さらに「新合併症」と呼ぶ、がんや認知症、うつ病、歯周病との関連性を解説し、予防法を提唱する。
また、糖尿病患者にとって「夢の新薬か!?」と期待されるSGLT2阻害薬の効果など糖尿病治療の最前線も紹介する。

■主な内容
糖尿病の正体とは
血糖上昇の原因はインスリンの働きと分泌量にあり
血糖値が下がりすぎる「低血糖」も命にかかわる
痛い、わずらわしいインスリン注射から解放される!?
「目」「腎臓」「神経」の障害が糖尿病の3大合併症
糖尿病が原因で人工透析を受けている人の5年生存は2人に1人
壊疽が原因の足の切断治療を回避できる治療法が発展している
糖尿病の人の寿命は10〜13年短い
糖尿病になると動脈硬化の発症率は5〜6倍にはねあがる
糖尿病専門医から見た、ヒトの若さのものさしとは
糖尿病予備群でも認知症になりやすい
糖尿病とうつ病は相互関係にある
糖尿病のがんリスクは1.2倍
歯周病菌が歯肉の毛細血管から全身を巡る
夢の新薬になるか!?「SGLT2阻害薬」の登場
「糖尿病は『腹やせ』で治せ」という理由
「食べる順番を変えるだけダイエット」の真の意味
話題の「糖質制限食」の問題点はどこにあるのか
糖尿病ウォーキングは「食後」に。「5分間だけ」でも効果あり

■目次
はじめに まさかの糖尿病宣告を請けてどう生きるのか
第一章 糖尿病治療最前線
第二章 あなたも糖尿病かもしれない
第三章 糖尿病の本質的な問題は合併症にあり
第四章 糖尿病を重とくにする4番目の合併症「動脈硬化」
第五章 新合併症1 糖尿病になると認知症発症のリスクが高い
第六章 新合併症2 糖尿病になるとうつ病発症のリスクが高い
第七章 新合併症3 糖尿病になるとがん発症のリスクが高い
第八章 新合併症4 糖尿病では歯周病のリスクが高い
第九章 「夢の新薬?」SGLT2阻害薬の効果と問題点
第十章 新薬登場で広がった選択肢と「インスリン」の今後
第十一章 糖尿病は「腹やせ」で治せ
おわりに iPS細胞、ロカボ、お笑いとの関係も明らかに


【著者紹介】
福田正博 : 1956年大阪府生まれ。医学博士。日本糖尿病学会専門医。大阪府内科医会会長。ふくだ内科クリニック院長。滋賀医科大学卒。大阪大学医学部老年医学講座(第四内科)入局後、ハーバード大学・ジョスリン糖尿病センターに留学。1996年に糖尿病外来専門の「ふくだ内科クリニック」開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shimashimaon さん

    #kindle 今日の糖尿病治療は「その人それぞれに合わせたオーダーメイドの治療」を可能にすることがよくわかった。従来からの合併症に加えて、アルツハイマー型認知症などが「新合併症」として糖尿病との関係が指摘されていることが興味深いと感じた。また、インスリンなどの薬剤の効果の説明は面白かったし、SGLT2阻害薬という「ジャパンオリジナル」の薬剤があることも面白いと思った。

  • おさむん さん

    糖尿病に関して、合併症や投薬治療の最新情報が詰まった本。健康に関する本(ダイエット本など)の中には、結構、トンデモ本に近いものもあります。偏った知識を盲信したり、怪しげな信仰にはまり込んだりしないように気を付けながら、いろいろ読んでます。

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福田正博

1956年大阪府生まれ。医学博士。日本糖尿病学会専門医。大阪府内科医会会長。ふくだ内科クリニック院長。滋賀医科大学卒。大阪大学医学部老年医学講座(第四内科)入局後、ハーバード大学・ジョスリン糖尿病センターに留学。1996年に糖尿病外来専門の「ふくだ内科クリニック」開院(本データはこの書籍が刊行された

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