天使の報酬

真保裕一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062167253
ISBN 10 : 4062167255
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
392

商品説明

フジテレビ系連続ドラマ「外交官 黒田康作」原作

前作『アマルフィ』を超える迫真のノンストップノベル
外交官として、人として、守るべきは何なのか?

サンフランシスコで日本人女子大生・霜村瑠衣が失踪し、日本から駆けつけた父親の立ち会いのもと、アパートの捜索が行われた。外務省邦人保護担当領事・黒田康作も現場に立ち会ったが、当の父親は、娘の失踪理由を知っていて隠している様子が窺われる。瑠衣の容疑は、単なる窃盗ではなく、テロ準備罪?! 黒田が調べていくうちに、彼女の周囲には、日系ボリビア人や謎の日本人フリージャーナリストをはじめとする不審な人物の影がちらつていていて、何人かの死亡者までもいることが判明。ついに失踪事件の背後に隠されていた真実に辿り着いたとき、その重さに、黒田は愕然とする。国益を優先すべきか、邦人の命を守るべきか、黒田の苦悩はつきない。

内容詳細

サンフランシスコで日本人女子大生・霜村瑠衣が失踪し、日本から駆けつけた父親の立ち会いのもと、アパートの捜索が行われた。外務省邦人保護担当領事・黒田康作も現場に立ち会ったが、当の父親は、娘の失踪理由を知っていて隠している様子が窺われる。瑠衣の容疑は、単なる窃盗ではなく、テロ準備罪?!黒田が調べていくうちに、彼女の周囲には、日系ボリビア人や謎の日本人フリージャーナリストをはじめとする不審な人物の影がちらついていて、何人かの死亡者までいることが判明。ついに失踪事件の背後に隠されていた真実に辿り着いたとき、その重さに、黒田は愕然とする。国益を優先すべきか、邦人の命を守るべきか、黒田の苦悩はつきない。

【著者紹介】
真保裕一 : 1961年東京都生まれ。アニメーションディレクターを経て、’91年『連鎖』(講談社文庫)で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。’96年に『ホワイトアウト』(新潮文庫)で吉川英治文学新人賞、’97年には『奪取』(講談社文庫)で日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をダブル受賞、’06年『灰色の北壁』(講談社文庫)で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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私は、真保裕一のファンです。しかし、この...

投稿日:2011/02/10 (木)

私は、真保裕一のファンです。しかし、この作品は正直駄作です。 彼の作品で、初めて途中で投げ出したくなりました。 小役人シリーズの仲間に入れるのかもしれませんが、これは入れて欲しくないです。 とにかく、状況説明が多すぎて全く頭にストーリーが入ってきません。 人間関係の描写も煩雑で、無理矢理関係性を作っている感じです。 「アマルフィ」もそうでしたが、テレビのタイアップのために仕方なく書いた・・という感じを受けます。いや、そうであって欲しいです。

メタリック さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 達ちゃん さん

    複雑な人間関係で読むのに結構時間かかりました。途中何だかわからなくなった場面もありましたが、何とか読了。黒田さんお疲れ様です^^;

  • きさらぎ さん

    久々の真保作品。主人公が外交官というのが新鮮。外務省なんて、関わることがまったくないので、どういう世界なんだろうと想像が膨らむ。人間関係が絡み合っていてみんなが怪しく見える。サスペンスのお手本のようなシリーズだと思う。 終始、頭の中で織田裕二さんが駆け回ってた。

  • まつじん さん

    真保裕一さん得意の小役人者のバージョンアップ版ですね。外務省、警視庁、厚生労働省まで、バッサリ切ってます。しかしなぁ事件の黒幕が高級官僚の子息であることが分かってからはちょっと退屈でした。もっともっと盛り上げようがあったんでは?と少し残念に思いました。とりあえず現実の官僚の皆さんはしっかり働いてくださると信じたい・・・なぁ。

  • nyanco さん

    序盤、捜査一課にまんまと黒田がダマされるシーン、え〜、黒田ってこんなキャラじゃなかったよね…。う〜〜ん。小さな点から始まった事件がジワジワと周囲に染み出すように、どんどんと大きな事件に、そしてあちこちに飛び火していく…まあ、この大風呂敷、どうやって畳むの…と思ったら、真相は…う〜〜〜ん、意外とちっこかった。壮大な話よりも、邦人保護…という地味な仕事を淡々とこなす黒田の話も短篇集とかで面白いと思うんだけど…。エジプトのデモ事件が起き、邦人保護の黒田くん、頑張ってるかしら…などと想像していたんだけど…続→

  • 幹事検定1級 さん

    外交官黒田シリーズ。前作のアマルフィは確か映画をノベライズ化した記憶があり大変読みやすかったのですが、本作は登場人物も多く、アメリカ・ボリビア・日本、そしてすべてのきっかけがタイと非常に複雑に絡みあい難しかった。読んでは戻り、読んでは戻り、本当は誰が悪なのかわかるまで苦労しました。再読すると作者の意図するストーリーに近づけるのかもしれないと思った読了です。(図書館本)

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人物・団体紹介

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真保裕一

1961年東京都生まれ。’91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。’96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、’97年『奪取』で第10回山本周五郎賞、第50回日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行され

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