基本情報
内容詳細
三年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのはわたしだけ。ただただ、朝が来て昼が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである―。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセー集。
目次 : どうにかなる日々(旅人・遊び人/ 自分の触覚で歌い書く ほか)/ よのなかの道(成増、菅原神社裏。/ 大阪のにおい ほか)/ ああなんたるいたちごっこ!(空想の手紙・ベルさま/ また誰も来ねえ ほか)/ 一膳飯屋とフランス飯屋(無頼のほうへ―織田作之助『世相』『子守歌』『六白金星』/ 尾崎放哉のビート感覚 ほか)
【著者紹介】
町田康 : 作家・パンク歌手。1962年、大阪府生まれ。高校時代からバンド活動を始め、’81年バンド「INU」を結成、『メシ喰うな』でレコードデビュー。’92年、処女詩集『供花』刊行。’96年発表の処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞・ドゥマゴ文学賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2006/02/11 (土)
読書メーターレビュー
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青乃108号 さん
読了日:2024/03/19
ペグ さん
読了日:2018/09/19
さっとる◎ さん
読了日:2018/12/28
zirou1984 さん
読了日:2017/01/14
Y2K☮ さん
読了日:2018/10/23
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人物・団体紹介
町田康
1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。
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