瀬戸内寂聴 / さだまさし

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その後とその前

瀬戸内寂聴 / さだまさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344021365
ISBN 10 : 4344021363
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
229p 19cm(B6)

内容詳細

東日本大震災が起こる1年前と、被災から半年後。二人が語った、日本人について、命について、愛について…。この国を思う二人からの、過激で愛に満ちた叱咤とエール。

目次 : 第1章 生きるために捨てる。(原発ショック立ち。/ 捨てる勇気。/ テレビの津波と本物の津波。/ 落着きのない子と優等生。/ 作家の寿命。/ 自殺と出家。)/ 第2章 想像できない苦しみがあることを知る。(放射能という目に見えない恐怖。/ 才能を出し尽くして死ぬ。/ 震災が露わにした人の持つ本来の優しさ。/ 戦争と死。/ 日本人はなぜ辛いときに笑うのか。)/ 第3章 感謝して生きる。(謝り方の下手な日本人。/ お金の問題。/ 寂聴さんの出家。/ 被災地でのスキンシップ。/ すべての宗教は新興宗教だった。/ 代受苦。/ 犬に叱られる夢。)/ 第4章 許されて生きる。(日本復活。/ 老人の力。/ 忘己利他の教え。/ 辛いときは助けを求める。/ 好奇心と想像力。)/ 第5章 生きるために忘れる。(政治に文句を言わない若者。/ 不犯の高僧。/ 目に見えないものを大切にする。/ 対談後の雑談。/ 最後の雑談。)

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年5月15日徳島生まれ。作家・僧侶。本名・晴美。63年「夏の終り」で女流文学賞を受賞。73年出家得度。「花に問え」で谷崎潤一郎賞、「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞など数々の賞を受賞。2006年、文化勲章受章

さだまさし : 1952年4月10日長崎生まれ。シンガーソングライター・作家。73年に「グレープ」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 美登利 さん

    言わずと知れたトークの上手いお二人の対談集。震災の前と後にお会いして対談されたことが書かれてます。お二人の小気味よい話ぷりや、今の日本を憂うことなどは、どなたも感じてること。ただ有名人はなかなか発言しにくいこともあるてしょうし。とにかく寂聴さんのお茶目なところが大好きなので、読んで良かったです!

  • ラクダ さん

    東日本大震災が起こる前と、被災後に行われた対談を交互に載せている対談集。震災の前後で2人の心境がどのように変化したのかを浮き彫りにするのが狙いとか・・・・さださんの話は、以前から聞いたことがある内容も多かったが、今の日本が抱える問題点を考えるきっかけとなると思う。印象的なのは、『愛のない仕事は全然ダメ』・・『生きていく上で最も重要なのは恋愛』かな? なかなか面白かったです。  読みやすさ○

  • white さん

    お二人の対談集。『命も心も見えないでしょ。だけど、目に見えないものこそ、この世の大切なものなの。それを忘れて目に見えるものだけを追いかけて、「これいくら、これいくら」、それだけを手に入れようとする。それだけでもう精一杯。目に見えないものこそ大切なんですよ。』目に見えないからこそ想像力が大切。

  • ほうき星 さん

    3月11日の震災を挟んで行われた対談集。喋らせたら右に出る者はいないお二人の毒舌いや素晴らしい話の著書。瀬戸内寂聴さんには長生きしてほしいですね。再読したいです。

  • ジュースの素 さん

    3.11の前と後に行われた二人の対談。本当に苦しくてキツい時、日本人は笑うそうだ。楽しくて笑う訳では勿論ない。寂聴さんのバイタリティには本当に驚く。 見えない物が大事という話、日本の仏教や寺が衰退する理由、何度も噛みしめながら読みたい本だと思う。

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