料理の誕生 河出文庫

桜沢琢海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408989
ISBN 10 : 4309408982
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
15cm,269p

内容詳細

ルネッサンス期の画家の名、カルパッチョがなぜ二十世紀半ばに料理の名になったのか?パスタのフォークはなぜ四本歯なのか?マヨネーズやアフタヌーン・ティーの誕生の由来は?日本でも多くの人に親しまれている西洋料理、菓子などのルーツをさぐる、三十の「美味しい逸話」。食事の会話の素材として是非ご賞味下さい。

目次 : はじめに 食卓の上に載る美味しい逸話/ 新年の運を占う王様のケーキ、ガレット・デ・ロワ/ 帆立貝になった聖ヤコブの不思議な奇跡/ クリスマスに食べれば愛が実るパン菓子、パネトーネ/ メディチ家の娘が愛したノストラダムスの砂糖菓子/ アイスクリーム発祥はパリの文学カフェ/ 銘菓アリババは甘いワインの香り/ 生卵でマヨネーズを発明した瞬間/ 元祖ファーストフード、サンドイッチとギャンブル伯爵/ レストランの名付け親、休息と神の食べ物/ アントワネットの宿敵が愛したカリフラワー/ マカロンはマカロニの遠い親戚/ ナポレオンの夜営の食卓/ パスタを格上げした大発明、四本歯フォーク/ プリンスに愛された料理の巨匠デュボワ/ 公爵夫人のアフラヌーン・ティー誕生記/ 菜食主義の司教様も負けたアンチョビーの誘惑/ 五線譜よりもレシピが好きだった作曲家ロッシーニ/ パリで生れたアメリケーヌソース/ 牡蛎の大食い世界一、鉄血宰相ビスマルク/ 夜の女王に捧げられたじゃがいも料理/ 美人姉妹の失敗から生れたりんごのタルト/ エッフェル塔のレストランとモーパッサン/ 歌姫の美声をお守りした桃のデザート/ ケロッグ博士たちのシリアル御三家の食事改革/ じゃがいもがお洒落なスープになるまで/ 禁酒法時代のアメリカンドリーム、シーザーズサラダ/ 銘菓ザッハ・トルテに秘められた女の意地/ 食べ歩きの元祖、美食王子の三つの星哲学/ 日本生れのお米のグラタン、ドリア/ 情に厚かった、生肉料理カルパッチョの考案者

【著者紹介】
桜沢琢海 : 1959年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。フランスに暮らして学んだヨーロッパの郷土料理やワインの知識を活かし、料理番組の企画・構成、料理本の企画・制作ほか、食に関わるフィールドで様々なプランニングに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きりぱい さん

    食べ物のルーツとしても、歴史の小話としても面白い。デュ・バリー夫人やスタニスラス1世など嗜好や目論見が発祥に貢献したものから、パネトーネやカルパッチョなど名前が冠されたものまで、歴史のあの裏、この裏で評判の食べ物が生まれていた!あの有名なワイン、ロマネ・コンティはロマネ・ポンパドールだったかもしれないだなんて!(飲んだことないけど)。諸説ある口伝えや宣伝のための創作もあるそうなので、真実の保証はないけれど、実にいい話があったり、西洋食文化での有名料理人の継承など、心惹かれる美味しい逸話集でした。

  • reiko さん

    カルパッチョの名前の由来、アメリケーヌソースの出来たエピソード、アフタヌーンティーの誕生秘話、どこまで本当なのかな?と思ってしまうくらいみんなよく出来たいい話!知らなかった頃より、知ったいまの方が美味しく食べれそう。

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人物・団体紹介

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桜沢琢海

1959年生まれ。東京都出身。慶応義塾大学経済学部卒業。フランスに暮らして学んだヨーロッパの郷土料理やワインの知識を活かし、放送作家、プランナー、フードコーディネーターとして料理番組や料理雑誌、広告などの企画・制作に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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