ことばと遊び、言葉を学ぶ 日本語・英語・中学校特別授業

柳瀬尚紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026657
ISBN 10 : 4309026656
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
213p;20

内容詳細

天才翻訳家が本気で語る素晴らしい「コトバ」の世界、楽しみながら本当の言葉の力を身につける、世界一面白くてためになる奇跡の授業の全容。ことば遊びの面白さ、辞書を引くことの大切さ、英語の体得法…新しいコトバの世界に生徒たちは瞳を輝かせた!ジェイムズ・ジョイスや『チョコレート工場の秘密』の名訳者が、三つの中学で行った最後の授業。

目次 : 第1章 近江の子らよ―長浜市立西中学校特別授業(ナナが出しゃばりシチが流れる/ 手作りの凝ラージュで ほか)/ 第2章 逢坂山を馬で越えて―京都競馬場PTA課外授業(ナンセンス詩が取りもったPTA課外授業/ 京都競馬場観戦ツアー実況報告 ほか)/ 第3章 筑紫のひかり―久留米大学附設中学校特別授業(OEDで久留米を調べる/ とてつもない規模の英語辞典OED ほか)/ 第4章 出雲ふたたび―島根県美郷町立邑智中学校特別授業(特別授業で発言したことの骨子/ テレビが牽引する国民総幼稚化キャンペーン ほか)/ 第5章 まされる宝―三校の子らへの架空の補講(三校からどっさり贈りものが/ 隠しメッセージを織り込んだ感想文も ほか)

【著者紹介】
柳瀬尚紀 : 1943年北海道根室市生れ。早稲田大学大学院博士課程修了。英米文学翻訳家。2016年7月30日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • joyjoy さん

    「日本語ほど面白いものはない」では小学6年生への授業だったが、この本では中学生への特別授業。柳瀬先生のお話は「日本語ほど…」同様、「へー!」の連続で面白かったのだが、生徒たちとのやりとりがもっと描かれていたらよかったのにな。一通だけ紹介されていた生徒の感想文がとてもよかった。素直な思い、言葉が、人の心を動かす、と感じられた。

  • micamidica さん

    内容はおもしろいのに、著者が偏屈なことで不快度がややあがる。使ったことないツールを批判するのはいただけないし、妻を良いように扱ってるふしも感じられるし、勿体ないことです。漫画やアニメについて中学生から諭してもらったのを書いておられるのがせめてもの救い。あと日本語を扱う力はピカイチにお持ちなのでしょうけど、韻をだいじに詩を訳されているのでときおり意味が犠牲になってしまっているのだなと思いました。どちらを優先するかという話なのでしょうけど。 批判だらけっぽいレビューですが総じていうとおもしろかったです!

  • 法水 さん

    著者が長浜市や久留米市の中学校で行った講演をまとめた一冊。1度でいいから生でお話を聞きたかったなと思っている者としては、中学生たちが羨ましい限り。彼らが柳瀬さんの話をどのように受け取ったかは分からないけど、多少なりとも言葉に興味を持ってもらえるといいなぁ。しかし柳瀬さん、twitterにも否定的だったのね。柳瀬さんなら面白い使い方を考案してくれそうなのに。

  • らいな さん

    『日本語ほど面白いものはない』が面白かったので、続きを。 前作から思っていたが校長先生、教師といった人たちがいかに子供を大事にしているかが端々から伝わってくる。また、著者も驚くほどの言葉遊びの文章力には、優れた教師は柔軟な感性を持ち合わせているのだと実感した。こんな先生と授業したかった!斎藤秀三郎のたった一言で劇的に英語が本物になる件も驚くばかりで、こんな授業なら英語を好きになるに決まっている。触発されて紙の辞書を手元に置いてみた。。

  • 脳疣沼 さん

    柳瀬尚紀もう亡くなってしまったんだよなあ、としみじみと。とても良い本で、読んでいるうちに辞書を引きたくなってしまう本です。斎藤秀三郎の新版の辞書も無事出版されました。(新版が出版されたおかげで、目が飛び出るような高値で取引されていた旧版の辞書が安く買えたのはラッキーでした。)

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