「エビデンス」の落とし穴 「健康にいい」情報にはランクがあった! 青春新書INTELLIGENCE

松村むつみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413046138
ISBN 10 : 4413046137
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

なぜ「エビデンスあり」の情報があふれるようになったのか。薬や食品が体に効くメカニズムが解明されても「エビデンス」とはいわない。えっ、専門家の個人的な意見でも「エビデンス」になる!?エビデンスは玉石混交。信頼できるエビデンスの見分け方って?氾濫する健康情報に振り回されないために、エビデンスの真実を知っておこう。

目次 : 第1章 エビデンスってそもそも何?―「科学的根拠あり」なのに正反対の情報が出てくる不思議(新型コロナウイルス情報の玉石混交/ 専門家によって言うことが違った新型コロナ対策/ 「エビデンスあり」という印籠 ほか)/ 第2章 エビデンス重視の医療になったのは、じつは最近だった―「都合のいい」エビデンス解釈には要注意/ 第3章 エビデンスが分かれる健康情報、本当はどうなの?―たとえば、糖質制限は健康にいいのか・悪いのか(エビデンスが分かれる健康情報 新型コロナウイルスの感染予防対策/ エビデンスが分かれる健康情報 ワクチンは効果があるvsあまりない(麻疹・インフルエンザなど)/ エビデンスが分かれる健康情報 糖質制限は健康にいいvs健康に悪い ほか)/ 第4章 あやしい健康常識はこうして生まれる―エビデンスに乏しい情報にはパターンがある(あやしい健康情報のテンプレート 「100%」「絶対」「奇跡の○○」…/ あやしい健康情報のテンプレート 「免疫力アップ」/ あやしい健康情報のテンプレート 「○○しないと△△になる」 ほか)/ 第5章 本当に役立つ健康情報の見極め方―「エビデンスの質」はこうして確認する

【著者紹介】
松村むつみ : 1977年愛知県生まれ。医師・医学博士・医療ジャーナリスト。2003年、名古屋大学医学部医学科卒業。03年、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)臨床研修医。06年、横浜市立大学附属市民総合医療センターの放射線医学教室に入局、勤務医として大学病院で診療に従事しながら研究を続け、放射線診断専門医、核医学専門医、博士号(医学)を取得。17年よりフリーランスの画像診断医に。同時期より各種メディアに医療記事を執筆。一般の人の医療リテラシー向上に貢献すべく幅広く活動している。日本医学ジャーナリスト協会会員、アメリカヘルスケアジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    名古屋大卒のフリーランス画像診断医・医療ジャーナリスト松村むつみ医学博士の2021年著作。新型コロナに関連付けてエビデンスとはどういうものか、EBM(科学的根拠に基づく医療)を説明。その後、幾つかの健康情報に関して実際はどうであるかを紹介。更に怪しい健康情報の例を紹介。例えば「〇〇しないと△△になる」「免疫力アップ」「奇跡の〇〇」等。管理職の知人がコロナmRNAワクチンをネズミに6〜8回注射したら殆どが死亡したというネット5ch情報を鵜呑みにし3回目ワクチンを避けコロナ感染。難しいが医療情報区分けは大事。

  • バニラ風味 さん

    日本人って、外国語のカタカナ言葉に弱いんだなって、改めて思いました。知らない、聞き慣れないカタカナ語を、偉い(と思われる)方が使っていたら、なるほど、そういう(素晴らしい)ものなのかと思い込んでしまう。エビデンス=直訳なら「証拠」。医師は「科学的根拠」という意味で使っているそうです。エビデンスにもレベルがあって、その6レベルは、専門家の意見」など、信頼性が低いものだそう。症例の報告や研究、比較や試験を得て、信頼性が高いのはレベル1。そんなの知らなかった。知らない言葉は、調べてみないとですね。

  • kitten さん

    図書館本。最近よく言われる「エビデンス」とはどういうことかをやさしく解説した本。エビデンスは、どんどん書き変わっていくものであって、絶対的な真実ではない。レベルの低いエビデンスもあれば高いエビデンスも存在する。動物実験は、そもそもエビデンスではない。なるほど、このあたりから言わないとダメなのか。昔に比べるとまだマシになってきてるけど、改善の余地は多い。信頼できる主治医との関係大事。新型コロナの話題もあり、タイムリーだった。

  • skr-shower さん

    どう考えても怪しい情報を垂れ流し&うのみにしすぎる風潮。コロナに28度のお湯を飲めば効くと教えてくれた人に、体内の温度はもっと高いのではと言ったら本気で怒られました…なんだかな。少し疑ってかかりましょう。

  • Go Extreme さん

    エビデンスってそもそも何:新型コロナウイルス情報の玉石混交 専門家によって言うことが違った新型コロナ対策 エビデンスありという印籠 エビデンスの6ランク 違った情報が出てくる理由 健康を選択する時代 エビデンス重視の医療ー都合のいい」エビデンス解釈には要注意 エビデンスが分かれる健康情報:新型コロナウイルスの感染予防対策 ワクチンの効果 糖質制限 コレストロール 味噌 赤身肉 アルコール 放射線  あやしい健康常識:100%・絶対・奇跡の○○ 本当に役立つ健康情報の見極め方―こうして確認

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松村むつみ

1977年愛知県生まれ。医師・医学博士・医療ジャーナリスト。2003年、名古屋大学医学部医学科卒業。03年、国立国際医療センター(現・国立国際医療研究センター)臨床研修医。06年、横浜市立大学附属市民総合医療センターの放射線医学教室に入局、勤務医として大学病院で診療に従事しながら研究を続け、放射線診

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