最後の楽園 服部まゆみ全短編集

服部まゆみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028446
ISBN 10 : 4309028446
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
493p;20

内容詳細

究極のゴシック・ミステリ作家が遺した、全ての短編を収録。純真と憎しみ、欲望と献身、恐怖と甘美―今まで読めなかった、幻の十七編。

【著者紹介】
服部まゆみ : 1948年、東京都生まれ。小説家、版画家。第10回日仏現代美術展にてビブリオティック・デ・ザール賞を受賞。87年、『時のアラベスク』で横溝正史賞を受賞し作家としてデビュー。2007年、肺癌のため永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    ひなきちさんのおすすめ本。まず著者が挿画もされていて、統一感のある世界を感じる。そしてサスペンスとファンタジーとどんでん返しをぎゅっと閉じ込めた作品が著者の魅力で、今回の作品では『時のかたち』などはその好例だと思います。

  • keroppi さん

    東京で桜が開花した。最も早い開花らしい。そんな雪もちらつく寒い日に、この本を読んだ。様々な短編が収録されているが、真ん中に収められた中編「桜」が印象的だった。桜が咲く中で繰り広げられる殺人事件。桜には死体が似合うのか。しかし、単なるミステリーではなく、読者を混乱に陥れてしまう。桜の花は、人を惑わせてしまう。今年の桜は、静かに眺めることになりそうだ。これ以外の短編も、ドラキュラや狼男やゾンビや、なんと金田一耕助が出てくる話まである。装画も著者によるもので、この本の雰囲気に実に合っている。

  • ぐうぐう さん

    服部まゆみが亡くなって12年。振り返れば、彼女が小説家として活動した期間は、たったの20年であった。どちらかと言えば、寡作気味だった服部まゆみは、短編においてもその姿勢を崩さなかった。500ページ近いとは言え、1冊の本に収録できてしまう数しか、彼女は短編を残さなかったのだ。本書は、服部まゆみの全短編17作を収録している。ゴシック、本格、ホラー、パスティーシュと、ジャンルは多様ながらも、ほとんどにどんでん返しが用意されているのは、『この闇と光』の作者らしく、律儀さすら感じさせる。(つづく)

  • リッツ さん

    堪能〜!!一冊の中に大好物がいっぱい!もっと早く知りたかった。故人であられることが改めて惜しまれる。最後の楽園は物語のタイトルでもあるけれど、それとは別にこの本そのものだと思った、装画も含めて。(版画家でもあった作者自身の手による)他の著書、そして作中に使われていたゴーレムも是非読んでみたい。

  • ひなきち さん

    ゴシックミステリー、ときどきホラーな短編集。なかなかのページ数と重さにたじろぎながらも、読めば読むほど、甘美な世界観にハマっていった…。最後にえっ!と驚く展開も癖になる。「時のかたち」「髭」「雛」がお気に入り。他の作品も読みたくなった。

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服部まゆみ

1948年、東京都生まれ。小説家、版画家。第10回日仏現代美術展にてビブリオティック・デ・ザール賞を受賞。87年、『時のアラベスク』で横溝正史賞を受賞し作家としてデビュー。2007年、肺癌のため永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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