村上春樹全小説ガイドブック 洋泉社MOOK

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862486585
ISBN 10 : 4862486584
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
21cm,191p

内容詳細

1979年「風の歌を聴け」から2010年「1Q84」まで。村上春樹が30年間に書いたすべての小説、長編12作と120の短篇を徹底解説。その入り口から出口まで、物語の森で迷わないための案内書。

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 個人的には、村上春樹さんの研究&ガイド...

投稿日:2011/05/29 (日)

 個人的には、村上春樹さんの研究&ガイド本としては、最もシンプルで、最もわかりやすい1冊だと思います。  自分も『カンガルー日和』以来の村上ファン(決して熱心な信者ではなく)を続けていますが、不謹慎ながら、昔読んだ小説の細かなディテールや、場合によってはエピソードそのものをも忘れてしまっていたりするのです。  この、ある種ネタばれ集的なガイドブックは、そんなミーハーで緩い村上チルドレンの薄らいだ記憶の糸をしっかりと紡いでくれて、ちゃんと出口まで案内してくれる優れものです。  『長篇小説ガイド』では、【舞台】→【登場人物】→「key words」→「key phrases」と辿っていくうちに、物語の輪郭がくっきりと甦ってきます。  一方、『短篇小説ガイド』を辞書代わりに読んでいると、本棚の後ろに追いやっていた古い単行本を引っ張り出して、ページを捲ってみたくなるから不思議です。  落ち着いた青色でデザインされた表紙もいい感じです。

ねずみ さん | 山口県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 中玉ケビン砂糖 さん

    、村上春樹の著書はエッセイも含めてあらかた読んだと思い込んでいたが、まだまだ知らない要素がいくつかあった、「ハルキを読みたいけど、何から読めばいいの?」「ハルキってどんなスタンスの作家なの?」「ハルキのいかにもハルキっぽいキメ台詞を覚えたい」「ハルキは海外では人気なの?」「ハルキをこきおろしたいんだけど何かネタある?」「ハルキはノーベル賞とれるの?」など、アンチが多いなかであえてハルキストの道を歩みたい人がいるならば

  • み〜ちゅん さん

    とりあえず読んだ本だけの項を…未読のまでみると楽しみが半減するので。全部読む日はいつかくるのか?

  • 森 さん

    図書館で借りて、斜め読みです。まさにガイドブックです、目新しいことはなさそうですね。

  • しんえい さん

    勤務校の先生(ハルキスト)に貸していただいた。とは言っても、『風の歌を聴け』しか読んでいない自分にとってはなにがなにやら……といった感じではある。しかし『鏡』『待ち伏せ』などが教科書にも掲載されている現状を鑑みると、国語教師として、現代を生きる日本人として村上春樹はもはや「教養」のレベルなのかなとも。短編集を読むところから始めたい。

  • れいぽ さん

    30年間に書かれたすべての小説<長編12作と120の短篇>を徹底解説!というだけあって資料としての質、ボリュームは文句なしです。村上さんの作品はコンプしていますが、何となく覚えている長編のあらすじに対して、短篇のあらすじはポロポロ忘れてますね〜^^;一番の驚きは村上さんのジャンルが「純文学」だったこと!知らずに25年間読み続けてました(笑)丸谷さん、吉行さんは推したけど、とある作家が村上さんの才能を恐れて受賞に反対したという芥川賞のエピソードも興味深かったです。とある作家って誰だったのかなぁ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品