よみがえる変態[文春文庫]

星野 源

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913557
ISBN 10 : 4167913550
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
追加情報
:
208p;16

内容詳細

とある人間が死の淵から帰ってきた。
――ただいま!!

エロも哲学も垣根なく綴った怒涛の3年間。


アルバム制作やライブ、ドラマ撮影に執筆。
やりたかったことは次々と仕事になったが、片時も休まる暇がない。
自分がなりたいと思う姿を追いかけるほどに消耗していく中、
突然の病に襲われた。

……まだ死ねない。

これから飛び上がるほど嬉しいことが起こるはずなんだ。
死の淵から蘇った3年間をエロも哲学も垣根なしに綴る。

【著者紹介】
星野 源 : 1981年埼玉県生まれ。音楽家・俳優・文筆家。2003年に舞台『ニンゲン御破産』への参加をきっかけに大人計画に所属。音楽家として、16年、シングル『恋』で社会現象とも呼べる大ヒットを記録。18年にアルバム『POP VIRUS』がオリコンウィークリーアルバムチャートで4週連続1位を記録。俳優として、13年に映画『箱入り息子の恋』等に出演し、第37回日本アカデミー賞新人俳優賞等の映画賞を多数受賞。17年3月には第9回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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どうしようもなく辛い時、一度は「死にたい...

投稿日:2021/04/10 (土)

どうしようもなく辛い時、一度は「死にたいな」と思う。一生懸命頑張った努力の全てが無駄になる瞬間、何かに失敗した時。誰かしら、一度は出会う「死にたい」という感情。それに真摯に向き合った作品だ。著者が闘病の最中で、どうにかしてこの状態を面白くできないか、と考えるそのポジティブ思考こそ、今のコロナ禍にも必要な態度ではないか。何はともあれ、読んで欲しい。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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源さんの壮絶な闘病生活の様子を知れます。...

投稿日:2021/03/13 (土)

源さんの壮絶な闘病生活の様子を知れます。 源さん生きてくれてありがとう!

ぽん さん | 静岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 修一郎 さん

    クモ膜下出血とその再発後の闘病記は壮絶だった。思い出しながら書いたのだろうけども詳細にその苦しさを書いていることに感心した。開頭手術は術後の頭痛と吐き気なのだそう。おぞましい。私も全身麻酔を伴う神経科への入院は二度としたくない。同室のおじさんのうなり声に一晩中悩まされるのだ。「働く男」に続いて3冊目の星野源さん,これが一番良かった。前半の変態エッセイも後半の闘病記も。復活後の経緯や「逃げ恥」のことは次作で,ということなので早速「いのちの車窓から」へ。

  • きみたけ さん

    俳優・音楽家として名を馳せている星野源の若き日のエッセイ本。女性向けファッション誌「GINZA」に2011年から2013年まで連載していた「銀座鉄道の夜」を加筆修正、新たに大幅な書き下ろしを加えてまとめた一冊。前半は、オタクの在り方やおっぱいがどうのこうの、エロへの開き直りなど、ガッキーとの結婚前とはいえほんまにこんなん載せて大丈夫かと思うような内容からの、2012年末のくも膜下出血で倒れての入院、脳動脈瘤再発からの休業、再手術を経て療養していた長い日々の記載にうるっと来ました。

  • 白いワンコ さん

    実は読んでいた、星野源の本。息苦しさの中に個性を敷き詰めた前二冊の密度をさらに高めたのち、暗転する126頁→『生きる』→『楽しい地獄だより』。この後が日本武道館なのだろうが、その接続部を知ることで、いま活躍する「よみがえった変態」に感じる慈しみ。貴方が切り売りする表現すべて、たくさんの人へ伝わりますように。そう願わずにいられない。続編も、読む

  • げんちゃん さん

    再読しました。源ちゃんがラジオで話していたのですが、源ちゃんが倒れる前に書き上げた作品で改めて読書(単行本を)したら精神的に追い詰めて追い詰めて書いていたそうで文章に現れているそうで、、。それほど大変な思いをして書いていたと思うと複雑な気持ちになりました。単行本読んで文庫本読まなくてもいいんじゃないと思っているそこの貴女!分かってるかも知れないけれどこの文庫本では文章が所々変わっているからまた文庫本も読んで欲しい!下ネタがあんまり過激じゃ無くなってるって感じです笑

  • 佐島楓 さん

    星野源のエッセイは初めて読む。ずいぶん頭がいいひとだなというのが第一印象。特に病態の描写は、痛みにのたうち回るだけではなく、その体験以上のものを得ているような気がする。同い年ということを最近知り、ぼんやりとは認識しているレベルだったが、ほかのエッセイや音楽(ちょっと怖いもの見たさ的なところも……音楽自体聴かなくなってしまったので)にも手をのばしてみようかな、と思う。

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