SWITCHインタビュー達人達 是枝裕和×姜尚中

日本放送協会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784835618890
ISBN 10 : 4835618890
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
128p;19

内容詳細

NHK Eテレのクロスインタビュー番組『SWITCHインタビュー達人達』が単行本化!
異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う。
しかも、単なる対談番組ではなく、番組の前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、それぞれの「仕事の極意」について語り合い、発見し合う、いまだかつてないトークスタイルが話題を呼んでいる『SWITCHインタビュー達人達』がシリーズとなって書籍化!

映画監督・是枝裕和と政治学者・姜尚中。
是枝は映画『そして父になる』で、姜は小説『心』で、それぞれ家族という固体をテーマに取り上げ、そして話題を呼んだ。
今回ふたりが議論を交わしたのは、まさに“家族”の在り方である。
家庭における父と母の存在、親と子の関係、血の濃さとは何か、そして現代の日本社会において、家族という形態はどのような多様化を遂げ、どこに向かおうとしているのか? 理想とすべき姿はあるのか?
――ふたりが交わす言葉の端はしに、いまあるべき家族の姿が浮き彫りになっていく。
家族というテーマを通して、人間社会の今を問う哲学的な対話集。

【著者紹介】
是枝裕和 : 1962年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組の演出を手がけた。主なテレビ作品に、「しかし…福祉切り捨ての時代に」(91年/フジテレビ/ギャラクシー賞優秀作品賞)などがある。95年、初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。04年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞

姜尚中 : 1950年、熊本県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・准教授などを経て、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授に。2013年、聖学院大学に移籍し、2014年より学長を務める。専攻は政治学、政治思想史。テレビ、新聞、雑誌など、幅広いメディアで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • もりみ さん

    そして父になるを見てから、これを読んでもう一度鑑賞した。ディティールの演出ひとつひとつが、家族らしさを醸し出しているんだなぁと実感できた。絆、共同体、繋がりについての示唆に富んだ一冊!”大切なのは観察、記憶、想像力”

  • niki さん

    大好きなおふたりの対談。番組を見られていないのが残念。 是枝監督がここまで語っている場面に初めて遭遇した。ここまで考えて映画を作っているのかと驚かされたし、「僕悩んでいるんです」と言って俳優に意見を求めるのも素直というか、実直だなと思った。奢りが全くない。 姜尚中さんは著書『心』について語る中でご子息についても触れていて、勝手に胸がつまる思いでした。ご本人はもう乗り越えているかもしれないのに。 おふたりの映画と本を見て読まなければと感じさせられました。

  • * さん

    人の心を動かす作家や監督は「生きるために書く(撮る)」ことに全身全霊で向き合っているんだなと圧倒された。表現することで過去に積み重ねた記憶、エネルギーを意味のあるものに昇華させていると思った。

  • まさやん80 さん

    僕は是枝さんに興味があってこの本を読んだ。前半は姜さんが是枝さんの映画作りについてインタビューする。その質問によって、是枝さんが映画の空気を作るのにどのような工夫をしているかが明らかにされる。姜さんの質問も的確。後半はインタビューをスイッチして、是枝さんからの質問。僕は姜さんの著作を読んだことはないのだが、このインタビューを読んで興味が湧いた。

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