タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か? 文庫ぎんが堂

戸部田誠 (てれびのスキマ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781672076
ISBN 10 : 4781672078
フォーマット
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;15

内容詳細

『「ジャズな生き方」とは、本書で書いたように、過去や未来に執着せず、「今」を自由に生きるという生き方なのです』。30歳でテレビの世界に入り、現代に至るまで数多くのテレビ番組に出演し続けるタモリ。全国民的タレントである彼の魅力とは何なのか。テレビ、ラジオ、書籍、インタビューでの発言やエピソードを抽出し分析。言葉・他者・仕事などの様々なテーマから、一視聴者の立場でタモリの哲学を浮かび上がらせる。

目次 : タモリにとって『いいとも』終了とは何か/ タモリにとって「偽善」とは何か/ タモリにとって「アドリブ」とは何か/ タモリにとって「意味」とは何か/ タモリにとって「言葉」とは何か/ タモリにとって「家族」とは何か/ タモリにとって「他者」とは何か/ タモリにとって「エロス」とは何か/ タモリにとって「仕事」とは何か/ タモリにとって「希望」とは何か/ タモリにとって「タモリ」とは何か

【著者紹介】
戸部田誠 : てれびのスキマ。1978年生まれ。『週刊SPA!』『週刊文春』「水道橋博士のメルマ旬報」などで連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 緋莢 さん

    2014年、32年間続いた「笑っていいとも」終了直前に刊行されたものを文庫化。関係者への取材はなく、雑誌、書籍、TV番組、ラジオでの発言やエピソードをもとに構成された本。ですが、非常に濃い内容でタモリが芸能界入りするきっかけとなった山下洋輔に発見”される、その後、東京に来た際に赤塚不二夫に気に入られ、居候するという有名なエピソードは勿論(続く

  • Youhei Takatsu さん

    あっという間に読み終えてしまった。なるほどタモリとはそういう人物だと改めて感じた。多趣味で知的センスあふれる人物。芸人という枠を超えたすごい人物。「笑っていいとも!」以外では、「タモリ倶楽部」「ウォッチング」「ボキャブラ天国」「音楽は世界だ!」「トリビアの泉」「ヨルタモリ」「ブラタモリ」などなどいずれもらしい番組ばかり。特に私は「音楽は世界だ!」「ヨルタモリ」が好きでした。 タモリ好きなら必読書です。巻末の大タモリ年表もいいです。

  • yuji さん

    タモリの座右の銘は「適当」「現状維持」「努力しない」タモリにとって未来よりも今が重要。だからやる気のあるやつがきらい。反省なんかしない。目標を立てない。夢を持たない。何事にも期待したい。達成されるかわからない目標に向けて我慢している時間がもったいない。その代り今を最高に楽しむ、ジャズな人なんです。頑張らないといけない状態に陥っている元凶は資本主義だがもはや行き詰っている。なるようにしかならい。だから「適当」これでいいのだ!自分を顧みると資本主義に染まっていることがよくわかる。タモリの生き方はうらやましい!

  • YT さん

    博識なグラサンの好々爺で、どうやら昔はトガった芸を披露していたらしい...くらいのことしか知らず、私が意識した時にはもうタモリはタモリでした。 この本を読んで、ジャズにおけるインプロヴィゼーションのカッコよさや魅力が彼自身の生き方に現れていてそれが我々を惹きつけるのだな...と。 巻末の大タモリ年表も凄すぎる...笑 理論理論で考え方が凝り固まってるなぁ〜って時などフッと手にしたくなるような本です。

  • カノープス さん

    驚異の情報量で浮かび上がるタモリの真価。かつてナンシー関は【テレビ芸の最高峰はタモリ】と語った。本書におけるタモリの本質を捉えたテレビ論を知ると、ナンシーの言葉の真意が胸に落ちる。言葉という観点から見るBIG3の差も興味深い。たけしは笑いの言葉にメッセージを込め、さんまは笑いの言葉の型に執着する。タモリの笑いは言葉の無意味化。四カ国語麻雀を始めその芸の始まりにあるのは発音の楽しさである。洋楽が日本語に聴こえる、という言葉が無意味化された世界を体現した空耳アワーはタモリの言葉に対する態度を象徴していた。

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