うるうのもり BOXピース

小林賢太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062199179
ISBN 10 : 4062199173
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
76p;22

内容詳細

“あの森に行ってはいけません。うるう、うるう、とないている、おばけが出ますから”

転校したての僕は、先生の言いつけをやぶり、おばけが出るという森の奥へ迷いこんでしまう。そこで出会ったのは、不思議な、「あまり1」の人間。世界からはみ出したひとりぽっちの存在、『うるう』だった......。

おかしくて、美しくて、少し悲しい、ある友情の物語。

コントグループ『ラーメンズ』や、ソロパフォーマンス『Potsunen』など、国内外を問わず幅広い活躍で知られるアーティスト・小林賢太郎さんによる初めての絵本です。本作『うるうのもり』は、小林さんが作・演出・出演を手がけ、4年に一度、うるう年にのみ上演される舞台『うるう』を絵本化したものです。舞台では小林さんが演じたひとりぼっちのおばけ「うるう」と少年の出会いを、絵本では少年の視点から描き、新たな物語として再構成しています。

40点を超える精緻で美しい挿画もすべて、多摩美術大学卒の小林さん自らが担当。小林さんの描きおろし作品の刊行は、漫画『鼻兎』完結よりおよそ10年ぶりとなります。ファン待望の最新作であると同時に、大人から子供まで楽しめる、普遍的な魅力を備えたあたらしい児童文学の傑作です。

【著者紹介】
小林賢太郎 : 1973年生まれ。神奈川県出身。多摩美術大学卒業。1998年、コントグループ「ラーメンズ」としてデビュー。脚本家、演出家、パフォーマーとして、舞台作品や映像作品を多数発表。自ら制作した舞台美術の展覧会も開催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • s-kozy さん

    図書館で見かけて手に取る。「絵と文 小林賢太郎」、そう、あのラーメンズの小林賢太郎です。先生が「うるううるうと鳴いているおばけが出るからあの森に行ってはいけません」と言うあの森に行ってみた転校生で10歳の僕。そこで僕が経験する出会い、別れ。独特な雰囲気を持つファンタジー、内容と絵がとてもマッチしている良書。小林賢太郎さん、多才な人なんだなぁ、すごいね。

  • 舟江 さん

    うるう年の、うるう日のように、「余りの1」が、世界のバランスを、とることがある。人間もそう。・・・(帯より)。 個人を突き詰めると、この様になるのであろうか。舞台の方が本より前だったとは、意外であった。また、うるうのように世の中のバランスを取って生きている人は、意外に多いのかもしれない。

  • Natsuki さん

    表紙絵の不気味さからは想像もつかなかった、哀しくて優しい物語(*´ω`*)少年が「行ってはいけない森」で出会い、勝手に名付けた「うるう」。二人のやりとりが楽しければ楽しいほど増していく、うるうの哀しみに心が痛む。それでもひとときだけ重なった二人の時間がせめてもの救い。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    うるうは本当に4年に一度しか年を取らない。だから友達も愛した人も誰もかれもが先に死んでしまう。40歳のうるうと出会った10歳のぼく。でも本当はうるうは160年も生きてきて辛いこともたくさん見てきた。ひとりでひっそりと生きていきたいうるう。・・・40年後。50歳になった僕は同じ年になったはずのうるうにチェロを奏でる。うん、きっとチェロの音色はうるうに届くと思うよ。絵も独特で不思議な雰囲気の物語でした。

  • 江藤 はるは さん

    うるうるうるうる じんじん うるうる じんじんじん

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