吉田初三郎の鳥瞰図を読む 描かれた近代日本の風景

堀田典裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309225142
ISBN 10 : 4309225144
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
26cm,151p

内容詳細

稀代のパノラマ絵師・吉田初三郎。その仕事を都市・建築・美術の歴史を横断するまなざしで俯瞰。形態分析の手法を用いて、制作者の論理を読み解く画期的な論稿。貴重な初公開資料満載。

【著者紹介】
堀田典裕 : 1967年、三重県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教。1990年、三重大学工学部建築学科卒業。1995年、名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。1995〜1996年日本学術振興会特別研究員、1998〜1999年デルフト工科大学建築学部研究員を経て現職。専門は建築・都市の歴史・意匠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tadashi_N さん

    鳥瞰図デフォルメの天才の作品を分析している。中々楽しい。

  • チェ・ブンブン さん

    大学の持ち込み可のテストで持ち込んだ武器。 「日本風景論」で松尾芭蕉以上に日本の地形をフィーチャーする必要が出たときにふと現れる天才。エジソン(発明の天才)もヒトラー(演説の天才)もそうだが、激動の時に天才は現れるものだと感じた。この本曰く、なぜ大正の広重初三郎の鳥瞰図が現実を解体して再構築しているのに綺麗だと感じるのかというと「都市の最外縁部が明確に描かれている」点と「自然と周囲の結びつきが道路を介して明確に描かれている」点によるそうだ。なるほど!

  • forest rise field さん

    見ててきれい。地図というより、芸術といった方がいいかもしれない。観光地でこういう地図を見るとワクワク、来て良かったという気持ちにさせてくれます。 遠近法を巧く用いながら空から眺めている雄大さに感動!

  • ひこまる さん

    鳥瞰図を描かせたら古今随一、どんな風景でもすべて平面のパノラマ画にしてしまう手法はまさに天才としか言い様がない。どの絵も見ているだけでタイムマシーンで過去に遡った日本各地(大陸含む)を旅している気分にさせてくれる。この本はそんな初三郎の事績や背景や解説など全て集大成されていて大変分かりやすいが、惜しむらくはA4版で一つ一つの絵が虫眼鏡でも見えにくいこと。次はもうすこし大きめの本を探してみよう。

  • Gen Kato さん

    吉田初三郎を知ったことで、鳥瞰図への興味が生まれました。図版の写真が小さくて見にくいのが難点といえば難点。展覧会をやらないものか…

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人物・団体紹介

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堀田典裕

1967年三重県に生まれる。1995年名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員、デルフト工科大学建築学部研究員などを経て名古屋大学大学院工学研究科助教(建築・環境デザイン)。著書:『“山林都市”』(彰国社、2012年、建築史学会賞)、『自動車と建築』(

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