日本人のための中国共産党100年史: 血みどろの権力闘争と覇権主義の実相

内藤博文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227979
ISBN 10 : 430922797X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
232p;18

内容詳細

GDP世界第2位の“超大国”となりながら、香港・台湾問題、対米貿易摩擦で大揺れの中国。その政権を握る中国共産党の歴史は、毛沢東の“呪縛”から脱し切れないジレンマの歴史でもある。一党独裁体制を貫き、周辺国との摩擦も辞さない党、そして、強権を露わにする習近平の視線の先にあるものとは―。

目次 : 1章 なぜ、共産党は内外の戦争を克服し、覇者になれたのか?/ 2章 なぜ、毛沢東が希求した「理想の国家建設」は挫折したのか?/ 3章 なぜ、毛沢東は「文革」を掲げて粛清と弾圧をくり返したのか?/ 4章 なぜ、〓小平は「脱・毛沢東」を果たせなかったのか?/ 5章 なぜ、江沢民と胡錦涛は中国を「超大国」に導けたのか?/ 6章 なぜ、習近平は個人独裁への道を驀進するのか?

【著者紹介】
内藤博文 : 1961年生まれ。大学卒業後、新書系の出版社に勤務。現在は、歴史、地理、世界と日本、文化、娯楽などの分野を得意とするライターとして精力的に執筆活動を行なう一方、地方で実業にも携わっている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    ○中国共産党の歩みを一つの視点からとらえています。大衆のことは考えず、党の維持・発展を重視し、党の中における権力闘争に力を注ぐのは歴代王朝も含め伝統なのだろうと思いました。参考になる話が多く面白かったです。

  • フンフン さん

    著者は、中国でなぜ民主主義が根付かないかを「毛沢東が自国に刻んだトラウマ」ととらえている。だったら、毛沢東自身はなぜ恐怖の独裁制を選んだのかを解明しなくては、根本的解明とならない。ロシアも中国も歴代王朝すべて専制政治なのだ。歴史家はヘーゲルの『歴史哲学』を学ぶべきである。勝手に民主主義制度を他の国に移植しようとしても、なかなかうまく行かない実例をわれわれはイラク戦争後のイラクの歴史の中に現に見ているところである。結局、法に従うのでなく、「親分」に従うのが「アジア的」社会なのである。

  • タイガ さん

    https://note.com/okasodayo047/n/nc22162a67e3e?magazine_key=m08beeaaed047

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内藤博文

1961年生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、現在はおもに歴史ライターとして活躍中。西洋史から東アジア史、芸術、宗教まで幅広い分野に通暁し、精力的な執筆活動を展開。同時に、オピニオン誌への寄稿など、さまざまな情報発信も積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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