アメリカのユダヤ人迫害史 集英社新書

佐藤唯行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087200478
ISBN 10 : 4087200477
フォーマット
出版社
発行年月
2000年08月
日本
追加情報
:
18cm,228p

内容詳細

アメリカにも、消すことのできぬ歴史上の汚点があった。人種差別だ。黒人差別に匹敵する規模の陰湿さで行われたユダヤ人差別。アメリカの陰の歴史。

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読書メーターレビュー

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  • 真琴 さん

    ミュージカル「パレード」のもととなっている「レオ・フランク事件」について知りたくて読みました。 70年も経ち、彼の冤罪が証明されましたが、政治的な取引、住民の怒りの矛先のために、命を落としたのは、彼だけではないかもしれません。

  • 影実 さん

    ユダヤ人に対するリンチ殺人事件、警察が加担した反ユダヤ暴動、自動車王ヘンリー・フォードによる大規模な反ユダヤ人キャンペーン、大学入学への制限など実例を挙げてアメリカでのユダヤ人差別を解説した作品。経済的圧迫、人口庄など、様々な要因でアメリカでのユダヤ人差別が行われてきたことがよくわかる。また、公民権運動においてアメリカ北部のユダヤ人たちが黒人側に立ち多大な援助をしていたとは知らなかった。ヘンリー・フォードが熱烈な反ユダヤ主義でヒトラーに支援をしていたらしいというのも驚きでした。

  • あくび虫 さん

    とにかく明瞭な本。話の進め方が簡潔で、「どうして?」と思ったことが即座に続くようになっています。とても分かりやすくて、考えさせられます。不寛容であることは、無知であることなのかも、とか。知ってしまえば、簡単には否定できなくなるのが人間ですし。ぎゅうぎゅう詰めのアメリカ社会での抑圧が、そういう余裕を失わせたのでしょうか。ーー何にしても、黒人だとかユダヤ人だとかカテゴライズしなければいけない時点で、どうしようもない感がありますが。人間をなにかの集団として扱うことは、聞く耳も話す言葉も奪うことに思えます。

  • じろう さん

    差別されてきた黒人がいたせいか白人の一種と捉えられてヨーロッパ程は迫害が少なかったように思う。黒人とユダヤ人の共闘も見られた。しかし現代のBLM運動の中、黒人によるアジア人暴行事件が起きているのを見ても差別という問題の奥深さ、解決の困難さはうかがい知れる。

  • 静かな生活 さん

    ‪3.5◼︎ユダヤ人問題はその影響力からして、今後対峙を迫られるアイデンティ危機に関して世界で最もポピュラーな問題系のひとつになるだろう。黒人といった隣接するマイノリティ集団との緊張関係にしても、近年の綿野恵太によるシティズンシップ問題を思い起こす。まあ良くも悪くも「資料」という感じ。‬

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佐藤唯行

社会起業家/防災・危機管理・地域活性アドバイザー/フェーズフリーファウンダー。国内外で多くの社会基盤整備および災害復旧・復興事業を手掛け、世界中で様々な災害が同じように繰り返されてしまう現状を目の当たりにしてきた。その経験・研究に基づき、防災を持続可能なビジネスとして多角的に展開。その一つとしてフェ

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