世界の歴史 21 河出文庫

中山治一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309471808
ISBN 10 : 4309471803
フォーマット
出版社
発行年月
1990年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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15cm,387,16p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • tieckP(ティークP) さん

    ビスマルク時代から第一次大戦まで、外交関係を中心に論じた本。文化については新技術の発展や自然主義、印象派、象徴主義などを面白く簡潔にまとめている一方、この期間の外交の推移について一国に偏らずそれぞれの原因と結果を丁寧に説明しきっていて歴史の必然性を知的に理解することができる。昨今はいろんな着眼点から歴史を見る、文化史的なアプローチが増えていて、それももちろん面白いのだが、本書で扱う国際政治のダイナミズムはいかにも歴史書という感じで、文化史だと読者がその文化を好きになるところ、歴史自体の面白さを堪能できる。

  • misui さん

    ベルリン会議からワシントン会議まで。ビスマルク体制が終わって全世界で帝国主義の嵐が吹き荒れる中、極東の事態によってドイツ包囲網が完成してしまうのは笑う(笑えない)。果てしない交渉やら第一次世界大戦の勃発やらでうんざりさせられるので文化史に割かれた章が清涼剤のよう。

  • フェイ さん

    1878年のベルリン会議から1922年のワシントン会議までのヨーロッパ外交を主題とした巻。二国間や三国間の取り決めを多く結び、敵であるフランス孤立を図るビスマルクの外交手腕は見事としかいいようがない。だが、彼の退任し、日露戦争が起こるとフランス外交の巻き返しが起こり、英国・日本・ロシアとの協商関係を取りもつことで、この4カ国でドイツを包囲した。日露戦争後にロシアと日本が友好関係となった理由はここにあったらしい。この疑問が解けただけでも本書を読んだかいがあった。

  • aki さん

    なんというか、19世紀はイギリス、フランス、スペイン、オランダ、米国などの列強が自由自在(のように見える)にアジア、中国を切り取った時代。特に眠れる獅子、清は時代の変化を察知できず、次々に列強の言い分を認めざるを得なくなる。香港は租借されるわ、アヘンを押しつけられるわ、目も当てられない。上海に渡った高杉晋作が「このままでは日本も清と同じ運命」と危機感を強めたのも当然のことか。陣取り合戦に遅れて参入したドイツは、なかなか陣地を拡大できず、第一次大戦へ、一瀉千里。

  • こうきち さん

    面白かったよ。全集は河出にしようかな。

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