夢へのレクイエム

ヒューバート・セルビ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203461
ISBN 10 : 4309203469
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;20

内容詳細

人間の悲劇的・喜劇的美しさを性と暴力とドラッグの中に描き続けたアメリカを代表するセルビーの名作。

【著者紹介】
ヒューバート(Jr.)セルビー : 1928年7月23日ニューヨーク、ブルックリン生。長年の夢である船員となるが結核のため断念。以後いつ死んでもおかしくない病気との闘いが続く。病床で出逢った聖書の一筋を手がかりに『ブルックリン最終出口』を書き上げ、作家としてデビューするニューヨークでも危険なブルックリンの過激で過剰な世界を逞しいユーモアと特異な文体で、美しく描いた、現代文学の傑作として高く評価される1969年にロサンゼルスへ移り、テレビや映画のシナリオを書きながら、長編・短編を発表。1978年に刊行された本書は、「セルビーはアメリカ文学の最高峰に登りつめた」とニューヨーク・タイムズに絶賛される。著書に、長編『The Room』(1971)、『The Demon』(76)、『The Willow Tree』(98)、短編集『Song of the Silent Snow』(86)等がある。2000年の本書の映画化にあたっては、監督のアロノフスキーと共同で脚本を書き、カメオ出演も果たしている

宮本陽吉 : 1927〜1996年。東大英文科卒。主訳書=ヘングウェイ『われらの時代に』、セルビー『ブルックリン最終出口』、オルグレン『朝はもう来ない』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 澤水月 さん

    チョコも中毒物質!依存の恐怖描く78年米発表傑作、深い早い。愛情、承認欲求…謎のリアリティTVに出るため赤いドレス着て綺麗になろうとチョコやめられぬ老女がフッと勧められた薬物にハマる。老いも若きも薬物に堕ちるがキッカケの些細さと依存性は薬だけでなくチョコにもあるし何かに依存し強い安心感求めてるだけから知らずに薬物禍に陥り得ること教える。アレノフスキー傑作『レクイエムフォードリーム』描写も凄惨だが原作は特にチョコから薬に乗り換えた老女の病院での排泄扱われ方に高齢社会の介護地獄も覗かせ予見的。バレンタインに!

  • angelorphan さん

    いやあもう、神経に染みつきそうな救いのなさはこの人ならでは。

  • ねんごろ さん

    映画を観た衝撃で購入。確かに鉤括弧がなかったりと読みにくい文体だけど、それがかえって不穏な雰囲気を醸し出している。4人の中ではタイロンが一番希望が持てそうだけど、差別されている上に相棒があんなことになってしまっては…。クズみたいな医師に知らぬ間に廃人にされてしまったサラが気の毒でならない。間違ったやり方で夢を追っても幸せにはなれないんだなぁ…

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