SACD 輸入盤

ハイドン:交響曲第96番『奇跡』、M.ハイドン:交響曲第39番、他 エンリコ・オノフリ&ハイドン・フィル

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MDG90122926
組み枚数
:
1
レーベル
:
Mdg
:
Germany
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


来日目前のハイドン・フィルハーモニー
鬼才エンリコ・オノフリとの『奇跡』が2023年4月最新録音で登場!


1987年の東西冷戦下、指揮者アダム・フィッシャーのもとウィーン・フィルとハンガリー国立フィルのメンバーによって設立されたハイドン・フィルハーモニー(オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団)。「オーストリア、ハンガリー両国の選りすぐりの音楽家を集め、ハイドンの作品をともに演奏することで音楽的に国境を克服しよう」というフィッシャーの考えのもと、一流の演奏家たちが集合しました。現在はアダム・フィッシャーに次いでニコラ・アルトシュテットが芸術監督を務め、2022年からはアルトシュテットに加え、イタリア・バロック界の鬼才エンリコ・オノフリがアーティスティック・パートナーとなり、さらに注目を集めています。
 そして今回、アダム・フィッシャーが録音を続けてきたハイドン・フィルハーモニーとの「ハイドン録音シリーズ」は、エンリコ・オノフリを指揮に迎え新スタート。ハイドン兄弟(ヨーゼフと弟ミヒャエル)の交響曲とそれぞれの序曲を収録した内容。
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン[1732-1809]の実弟であるミヒャエル・ハイドン[1737-1806]。その生涯のほとんどをザルツブルクの宮廷音楽家として過ごし、モーツァルトとも親しい存在でした。ここに収録された第39番の交響曲もモーツァルトの『ジュピター』に影響を与えたとも言われています。
 一方、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第96番『奇跡』は、ロンドン交響曲(ザロモン・セット)の一曲。ロンドンの興行師兼音楽家ザロモンの招きにより、ハイドンはイギリスを訪問して大成功を収めます。当時イギリスでは市民階級が台頭、音楽も一部の貴族階級の独占的な芸術ではなくなり、広く市民社会層にも迎えられるようになっていました。それまでエステルハージ宮廷音楽家であったハイドンは、ロンドンで近代的な市民社会のもとに大成功を納めた作曲家といえるでしょう。
 ひとりは世界に、ひとりは愛する地に留まって成功を収めた対照的な兄弟の奇跡的な共演盤の登場です。(輸入元情報)

【収録情報】
ミヒャエル・ハイドン:
● 交響曲第39番ハ長調
(12:29)
● 序曲『償われた罪人』(4:03)

ヨーゼフ・ハイドン:
● 人形歌劇『フィレモンとバウチス(神々の会議)』への前奏曲
(8:55)
● 交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96『奇跡』(25:09)

 ハイドン・フィルハーモニー
 エンリコ・オノフリ
(指揮)

 録音時期:2023年4月11-16日
 録音場所:オーストリア、オシアッハ、ケルンテン州立音楽院アルバン・ベルク・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND


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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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