基本情報
内容詳細
ウィーンのホフブルク宮殿に秘蔵された「ロンギヌスの槍」。キリストを刺し貫いたとされるこの槍は、以来2000年にわたり権力の守護符として、カール大帝からナポレオン、ヒトラーにいたるまで、世界征服の野望に燃える男たちを魅了してきた。本書は、槍に魅せられた権力者の行動を追い、魔性のシンボルの力によってナチ帝国を築き、人類を破滅の淵にまで追いやったオカルティスト・ヒトラーの謎を解く神秘のドラマである。
目次 : キリストを刺した槍―プロローグ/ 第1部 運命の槍―魔力に魅せられたヒトラー(古代からのメッセージ―ヒトラーを貫いた啓示/ 槍の系譜―血の魔力に魅せられた英雄たち ほか)/ 第2部 偽りの予言者―ヒトラーは踊る(「偽りの予言者に心せよ」―胎内からの声/ シオンの賢者の議定書―権力への青写真 ほか)/ 第3部 血と灰―槍に伸びるヒトラーの手(千年に一度―アルブレヒト・ハウスホファの洞察/ 大魔術師―カール・ハウスホファの二つの顔 ほか)/ 再現された伝説―エピローグ
【著者紹介】
トレヴァ・レヴンズクロフト : 1921年、イギリス生まれ。ジャーナリスト、歴史家。第二次大戦中、北アフリカのロンメル将軍暗殺計画特別挺身隊に加わり、’41〜’45年まで収容所生活を送る。戦後は報道関係の記者を務め、ロンドンとエジンバラで歴史学を講義。ワルター・ヨハネス・シュタイン博士に師事し、12年余にわたり『ロンギヌスの槍』のための調査研究を行なう。’89年没
堀たほ子 : 東京生まれ。東京女子大学英米文学科卒業後、スコリノス法律事務所、ポーランド大使館、産報出版社に勤務。30代半ばから翻訳を始め、1982年以来、サイマル・アカデミーの翻訳コース本科で講義を担当。’92年より翻訳グループ「葦の会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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fukafkacraft さん
読了日:2003/06/13
弦舞院 律枢 さん
読了日:2014/04/14
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