高い砦

デズモンド・バグリィ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150402167
ISBN 10 : 4150402167
フォーマット
出版社
発行年月
1980年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
矢野徹 ,  
追加情報
:
457p;16

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    冒険小説の第一人者である彼の作品はどれ読んでも面白いけど、中でもこの作品がいちばん好きだ。雪山に不時着した飛行機に残された僅か十人の民間人。襲いかかる武装ゲリラとの戦い。手元には僅かな武器しかない。果たして彼らは戦いに勝ち、無事脱出できるのか?とにかくドキドキ・ハラハラの連続。そしてお約束のロマンスもあり。エンタメ系冒険小説の傑作だと思う。「われわれはまだ生きている・・・血が男の中に流れている限り、不可能ということはないんだよ。」なんとかっこいい。私の中では殿堂入りの作品。文句なしの5つ星。★★★★★ 

  • bookkeeper さん

    ★★★★☆ 再読。ゲリラにハイジャックされ、アンデス山中に不時着した旅客機の生存者たち。独裁政権転覆の鍵を握る男を巡って、ゲリラと峡谷に架かる橋で攻防を繰り広げる。彼らの武器は、自身の知識とスキルと地の利のみ…。 絶望的な状況下で一致団結する内に、過去のトラウマや人生の悔恨から解き放たれていく姿が感動的な冒険小説の傑作。乗客達の顔触れが、大切なスキルの持ち主達が上手いこと揃っている点は触れないのが吉(笑)。この興奮と感動の前には些細な事です。自分があの中に入ったら、誇りと勇気を持って闘えるかなぁ…?

  • まさ さん

    アンデス山脈に不時着し武装テロリストと戦う冒険小説――としてハラハラしながら読んだけど、時代背景もあるからか、敵勢力含め人それぞれの描き方―人種や主義、性差などをレッテルとした描き方にどうしても興ざめしてしまう。身近にあるものを使っての対抗の仕方はおもしろい。

  • goro@80.7 さん

    「血が男の中に流れている限り、不可能ということはないんだよ」バグリイの名言が物語る絶望的な状況の中で、あきらめない人々を描いた冒険小説であります。

  • elf51@禅-NEKOMETAL さん

    東西ミステリベスト100の21位と評価が高い本。飛行機墜落で残された10人。そのうちの重要人物を守りつつ共産主義者たちと闘うことになるという。砦での攻防がずっと続き,中盤は山岳小説のような。冒険小説とあるが?この本の主人公は冒頭に登場するパイロットだけでなく,それぞれの役割の中で,戦い,冒険するという。何の武器も持たない中,どうなるんだ?という興味は最後まで引っ張られ,なるほど,評価が高い理由がわかる。主人公はひとりではないと。今なら映画になりそうな本だが。共産主義と闘う姿がいさぎよく,1965年らしい。

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人物・団体紹介

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デズモンド・バグリィ

1923年、イギリスのイングランド北西部ケンダルに生まれる。第二次大戦中は戦闘機の製作に携わり、戦後アフリカを渡り歩く。その後、ラジオ、新聞の仕事の他、映画演劇評や映画のシナリオなども手がけた。1963年に処女作『ゴールデン・キール』を発表して作家デビュー。1983年没

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