円環の変貌 上

ジョルジュ・プーレ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772000123
ISBN 10 : 4772000127
フォーマット
出版社
発行年月
1990年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡三郎 ,  
追加情報
:
22cm,356p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • あかふく さん

    「神とは中心が至るところにあるが円周はどこにもない一個の球体である。」…こういった定義の確認からはじまる本書は円環の持つ意味を、例えば人間であり、神であり、世界であり、中心から放射するイメージにおいて認識=触れるということであり、中心に向うことで孤独になっていくことであり、獲得と放棄であり…と様々に捉える。しかしむしろ(はしがきにあるように)「変貌」の方が重要であり、取り上げられる作家の、前後から、あるいはそれ一つの内部において円環のイメージがどのように変貌していったのかを記述する動きを読んだ方が面白い。

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