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好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle âme (ベルアーム)”第2弾!
スヴェトラーノフ&フランス国立放送管の『悲愴』と、スタニスラフ・ネイガウスとのラフマニノフ!
フランス国立視聴覚研究所音源提供!
スペクトラム・サウンド・レーベルの新シリーズ、国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle âme( ベルアーム)”。
第1弾のカール・ベーム指揮、フランス国立放送管弦楽団による1973年5月のパリ・ライヴ(CDSMBA 001)が好評の中、はやくも第2弾が登場。
第2弾はスヴェトラーノフ&フランス国立放送管による73年パリ・ライヴで、収録内容は明快で親しみやすい曲想が魅力のスヴィリドフの『トリプティク』、スタニスラフ・ネイガウスをむかえたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(スタニスラフ・ネイガウスは父ゲンリヒにくらべて録音数が少なく非常に貴重なライヴ録音です)、そして、チャイコフスキーの『悲愴』です。今回も当ライヴ盤の魅力について、平林直哉氏による解説付きとなっております。(キングインターナショナル)
【ライナーノーツより】
『最初の『トリプティク』は明快で親しみやすく、変化に富んだ曲想を考えると、もっと頻繁に演奏されても良いと私は思う。その作品をスヴェトラーノフは実に見事にいきいきと描いている。(中略)ラフマニノフはロシア音楽通にはたまらない組み合わせである。ここでの指揮者、ピアニストは同じモスクワ音楽院の出身である。しかも、両者がピアニストの父、ゲンリヒ・ネイガウスに師事しているのだ。(中略)ここで繰り広げられている演奏はお涙ちょうだい式の、安っぽいメロドラマとは一線を画している。特筆されるのはネイガウスの透明感の溢れた、凜々しくも詩情豊かなソロである。(中略)最後の『悲愴』はいかにもスヴェトラーノフならではの名演である。とにかく、この『悲愴』に限らず、先行する2 曲もオーケストラの音が完全にロシアの団体そっくりの響きを出していることに感心させられる。』(平林直哉)
【収録情報】
・スヴィリドフ:『トリプティク』
・ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ)
フランス国立放送管弦楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1973年2月7日
録音場所:シャンゼリゼ劇場、パリ
録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)
ディスクは国内プレスとなります。