エルス・ペルフロム

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わたしのほんとの友だち 新しい世界の文学

エルス・ペルフロム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784265041787
ISBN 10 : 4265041787
フォーマット
出版社
発行年月
2002年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,189p

内容詳細

母の入院で、おばさんの家で夏休みをすごすことになったズワーンチェ。寂しさを慰めてくれたのは、空想の友達・3人のピーたちと、隣に住む移民の一家のリカルド。スリナムを舞台に素朴で純粋な友情を描く。

【著者紹介】
エルス・ペルフロム : 1934年、オランダのアルネムに生まれる。翻訳、編集の仕事を経て、1977年、『第八森の子どもたち』(福音館書店)でオランダで最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」を受賞する。85年に、『小さなソフィーとのっぽのパタパタ』(徳間書店)で、90年に、『どんぐり食いたち』(未訳)で同賞を受賞。同賞を三度受賞したのはペルフロムだけである。94年には、これまでの全業績に対して「テオ・タイセン賞(旧青少年文学のための国家賞)」が贈られた。海外でも数々の賞を受賞している

テー・チョン=キン : 1933年、インドネシアのジャワ島に生まれる。1956年にオランダへ渡り、絵の勉強を続けながら、漫画のアルバイトを始める。60年代は、新聞などに連載漫画を描いていたが、次第に子どもの本の仕事に情熱を注ぎはじめる。78年には「金の画筆賞」を受賞

野坂悦子 : 1959年、東京都に生まれる。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。5年間のオランダ、フランス滞在後、子どもの本の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けろりん さん

    アムステルダムに両親と暮らす少女ズワーンチェ(白鳥ちゃん)は、ママが病気で入院するため、遠くのおばさんの家で夏休みを過ごす事になりました。「うちの娘が一人で旅に出るなんてなぁ」なんて、パパは呑気なことを言い、ズワーンチェも「わたしは本当に平気」と落ち着いていますが、実際のところ、二人の胸の内はどうだったでしょう?想像の友達、三人のピーとのおしゃべりと、毎日届くママからの絵はがきだけが楽しみだった彼女の前に、かつてのオランダ領スリナム出身の若者リカルドが現れ…。多感で孤独な少女に訪れた友情と勇気の物語です。

  • 航輝 さん

    図書館本 冤罪で捕まった友だちを助けるための頑張りの物語 3週間だけの期限付きの滞在だから結構走り気味な感じだけど中々面白かった 暗号の手紙は残念な結果になったけどタイプライターは成功して良かった

  • ろうず さん

    空想上の3人のピーという友達を持つズワーンチェ。ママが病気で入院している間おばさんのところに預けられる。そのお隣に住むスリナム人の一家と交流を持つ。しかし、スリナム人というだけで良く思われない人種差別のような扱いがそこにはあった。この本を読んで1950年代のヨーロッパについての本をいろいろ読みたくなった。

  • nino3 さん

    オランダの町が舞台の物語。何より衝撃的だったのは、スリナムという中南米にある国の存在を初めて知ったことだった。オランダは17世紀以降世界各地に植民地を有する強国だったと認識を新たにした。スリナムは1975年に独立したが、本作はその直前の頃スリナムからオランダへの移民が多くいた頃の話なのだそうだ。物語はアムステルダムから地方の町の親戚の家に預けられた白人の少女の目を通して、スリナムからの移民一家の様子(貧困、低教育水準、陽気)、それを町の元からの住民たちがどのように見ているかが描かれる。

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1934年、オランダのアルネムに生まれる。1978年、『第八森の子どもたち』(福音館書店/2000年)で、オランダで毎年最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」を受賞。85年には『小さなソフィーとのっぽのパタパタ』(徳間書店/1999年)で、90年には『どんぐり喰い』でと、三度にわたって「金の石筆

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