ライフ・レッスン 角川文庫

エリザベス・キューブラー・ロス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042920021
ISBN 10 : 4042920020
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
15cm,371p

内容詳細

「死に直面している人たちはいつも、大いなるレッスンをもたらす教師だった。生がもっともはっきりみえるのは、死の淵に追いやられたそのときだからだ。そのレッスンの数々は、人間の生にかんする究極の真実であり、いのちそのものの秘密である」終末期医療の先駆者が静かに語る、人生の十五のレッスン。

目次 : 「ほんものの自己」のレッスン/ 愛のレッスン/ 人間関係のレッスン/ 喪失のレッスン/ 力のレッスン/ 罪悪感のレッスン/ 時間のレッスン/ 恐れのレッスン/ 怒りのレッスン/ 遊びのレッスン/ 忍耐のレッスン/ 明け渡しのレッスン/ 許しのレッスン/ 幸福のレッスン

【著者紹介】
エリザベス・キューブラー・ロス : 医学博士、精神科医。ターミナルケア(終末期医療)、サナトロジー(死の科学)のパイオニアであり、その成果をまとめた『死ぬ瞬間』(中公文庫)は世界的なロングラセーとなった

デーヴィッド・ケスラー : ホスピス・ケアのスペシャリスト。数百人の終末期患者と時を共にしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • moonlight さん

    終末期医療の先駆者による著作。人は死を目前にしてやっと自分の本質に気づくことができる。それなら生命のあるうちに自分が自分自身として生きるレッスンをしようじゃないか、というメッセージ。社会的な役割を脱ぎ、たくさんの種類の愛に気付くこと、コントロールできないことをコントロールしようとしないこと、他人はもちろん過去の自分や未来の理想の自分とも比較しないことで幸せに…なりたい…。人生って修行かな。

  • Bashlier さん

    4/5 終末医療博士による人生のレッスン。お仕事柄多くの方の「最期」を看取ってきた彼女。体を動かすこともままならぬ最後の時に本作を記しました。テーマはやりようのない感情たち。凍てついてしまった心をどのように扱えばいいのか、優しい言葉で導きます。印象に残るのは、「最期の時を迎えて、”もっと働いておけばよかった!”と悔やむ人は一人もいなかったのです。”自分のやりたい事に時間を割けばよかった!”と、その時になって気づくのです。」という箇所。働き過ぎたあなたを癒す「心のチキンスープ」としてぜひご賞味を。

  • ジョニジョニ さん

    怒ってもいいことないから、絶対怒らないようにしよう…としてたんだけど、最近ひとに嘘つかれてたのがわかって、ムチャクチャ腹が立った。あーまた怒っちゃった、と罪悪感を感じた今、「怒りにたいしては文字どおり腹部でつきあわなければならない。そのこつを身につけるには、目をとじて、片手を胃のあたりに当てるといい」を読んで、なるほど!と腑に落ちた。外傷に対する痛みと同じように、怒りもまた身体の反応で、ただ、痛みと違うのはその原因に恐れがあること。まだ起きてもいない窮状を恐れる必要はない。今でも先が怖いんですけどね。

  • スパイク さん

    死を宣告されたとき、ほんとんどの人はやり残したことに気づく。せめて宣告された死までの数カ月・数時間は、自分の為だけに使いたいと思う。でもその時にはすでに、身体も不自由で自立して生活することもままならないかもしれない。しかし、それは、死を目のまえにしなくても、今すぐにでも取組んでいけることでもある。他人の欲望、他人の人生を生きても、本物の幸せはないし、生きている価値はない。…という内容が繰り返される。『一晩で一億円稼ぐ方法』とか『ハーバード流思考法』なんて本に興味がある人には理解不可能でしょう。

  • 銀の鈴 さん

    「許す」ということが、いわゆる教訓的な意味合いではなく、素直に読むことができました。その1点においても有意義な読書時間だったといえます。(私の偏見と本との出会い方によるものでしょうけれども、翻訳ものでは、時に鼻につくような、偽善的な「許し」について本気で書いている本が多い印象がありましたので。宗教が違うので、それも仕方ないのかなと思います。左のほほをたたかれたら右のほほを差し出すことは私にはできないなあと。)良い本ですが、まだしっくりとこないところも。時々読み返すべき本なのかなと思います。

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