エリアス・カネッティ

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もう一つの審判 カフカの「フェリーツェヘの手紙」

エリアス・カネッティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588120428
ISBN 10 : 4588120425
フォーマット
出版社
発行年月
1990年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
183p;20

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希 さん

    カフカ論といった感じの1冊になるのでしょうか。カフカとフェリーツェの関係と手紙によって読み解かれていくのは、その実生活で刻まれる時間のように思えます。作品と繋がるところがあるとするならば、身近な大切な人をも傷つけてしまうことに繋がるような気がしました。それでもこのような恋愛論が存在するのは何よりもカフカが必要としてきたことそのものと言えますね。何より『審判』が読みたくなりました。

  • Tonex さん

    ノーベル文学賞作家エリアス・カネッティによるカフカ論の古典。カフカ本の参考文献でよくタイトルを見かけるので読んでみた。「謎とき『審判』」といった感じの内容を期待したら、「『フェリーツェへの手紙』を読む」といった感じの内容だった。

  • 弟子迷人 さん

    D/Gなどに挫折した人も、これでカフカ評論に入るとよいです! 『絶望名人カフカ』の頭木さんも大推薦の、カフカ評論の白眉☆

  • ヤマニシ さん

    「つまり小さきものへの変身がそれである。(…)この収縮によって彼は二つのものを獲得した。彼は自分が暴力にとってあまりにも微々たるものになったことによって、威嚇から消え失せ、そして暴力に至るあらゆる忌わしい手段から彼自身を救ったわけである。」(p135)

  • ゆれる さん

    作家としてどうしても選択しなければならなかった伴侶という意味でカフカにとってのフェリーツェとチェーホフにとってのオリガはかなりの部分において近い存在なのではないか。気質もどこか似ている気がする。

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エリアス・カネッティ

1905年、ブルガリアのスパニオル(15世紀にスペインを追われたユダヤ人の子孫)の家庭に生まれ、少年時代をヨーロッパ各地で過ごし、ヴィーン大学で化学を専攻、のちイギリスに亡命し、群衆・権力・死・変身をテーマにした著作をドイツ語で発表。1994年8月14日チューリッヒで死去、89歳。1981年度ノーベ

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